ネットネット株投資に関心を寄せても、「どの銘柄に投資したら良いか分からない」という悩みを抱えることがあります。
そのような時に判断するための1つの材料になるのがROEです。
この記事では、ROEとは何か?を簡単にご説明した上で、ネットネット株のROEランキングを掲載しています。
ネットネット株選びのご参考にしていただければ嬉しいです。
目次
ROEは英語のReturn on Equityの略で、「自己資本利益率」のことです。
次のような数式で簡単に求めることができます。
ROE(%) = 当期純利益 ÷ 自己資本 × 100
この式からもお分かりになるとおり、ROEという指標によって、企業が自己資本(資本金+剰余金)に対してどれだけ当期純利益を得ることができたかを知ることができます。
つまり、ROEが高ければ高いほど、「企業自身のお金を効率的に使えている」ということになります。
バフェットはこのROEの高い企業に投資することを薦めていて、バフェットが投資するコカ・コーラのROEは39.3%もあります。
日本株では、ROEが10%を超えていると「高い」と評価されることが多いようです。



ネットネット株は全般的にROEが低く、もっとも高い日本乾溜鋼業(1771)でも10.4です。
大半の銘柄のROEが5未満で資金効率が悪いことが表れています。
ネットネット株のROEは総じて低めです。
企業自身のお金を効率的に活用できないため、株価が上がらず割安になってしまうのでしょうね。
そんな中でも、日本乾溜工業はROEが10%を超えて健闘しており、魅力的に映ります。
今後の投資対象選びにお役立てください。
今回もお読みくださり、どうもありがとうございました。