ネットネット株の多くが8月後半以降大きく値上がりしており、どんどん割安感が失われています。
「新規で購入できるネットネット株がない~」とお困りの方も多いと思います。
しかし、そんなネットネット株界隈の中にも、まったく値上がりしていない銘柄があるのです!
それは、ダントーホールディングス(5337)です。
今、このダントーホールディングスを購入する、というのはアリなのでしょうか?
個人的にそんな疑問が湧いてきたので、この記事では、ダントーホールディングスを詳しく分析してみます。
目次



過去10年間の月足チャートで見ると、現在の株価は比較的低い位置にあります。



この1年の日足チャートは恐るべきヨコヨコです。
8月以降、値上がりしているネットネット株が多い中、まったく値上がりしていません。



売上高は先細り傾向にあり、2019年・2020年予想もパッとしません。



最終赤字を計上している年度が多く、この先も赤字が継続する予想が出ています。
そして、ネットネット株では唯一の「継続前提に重要事象」有りの銘柄です。



当然、無配です・・・。



正味流動資産は、投資有価証券が大半を占めるStock型で、56億6400万円になります。
3か月前よりも4億円程増加しています。



時価総額を正味流動資産で割ったネットネット株指数は「0.61」と割安で、引き続き純然たるネットネット株です。



ハッキリ言って、魅力的に思える要素がありませんでした。
だから、8月以降もまったく上がっていないのでしょうね。
ネットネット株指数が「0.5」を割り込むような水準である90円台前半に達すれば、ぜひ買いたいと思いますが、今の中途半端な価格では買いに動けません。
当面、スルーせざるを得ない状態です。
とはいえ、こういう低位株に限って、全体相場が崩れているときに株価が上げたりするのが、株式投資の難しいところです。
今回もお読みくださり、どうもありがとうございました。