年次レポート|ネットネット株投資実績|2020年

正月休みが明けて本日から2021年の相場が実質スタートし、今更感がありますが、この記事では、2020年の相場環境、投資成績、反省点を振り返ってゆきたいと思います。

2020年の相場環境:

この1年間のチャートを改めて振り返ると、

  1. 2月から3月にかけてのコロナショック
  2. 4月以降の金融緩和相場

の凄まじさを感じざるを得ません。

出典:SBI証券

上記は、今年のTOPIX日足チャートです。

2月下旬のことを思い起こすと、TOPIXが1500台で推移していたタイミングを底だと考え、上昇に転じるものと思っていました。

しかし、3月中旬に掛けて、株価はズルズルと値を落とし、1200の大台を割り込みます。

その後4月以降は上昇に転じ、6月初旬には1600台を回復します。2番底を試すものだと思っていましたが、大きな調整はありませんでした。

結果的に、2020年のTOPIXは4.8%上昇しました。

ネットネット株ポートフォリオの成績:

2020年の株式ポートフォリオの成績は次のとおりです。

コロナショック以前は、日本ユピカのTOBや、日本乾溜工業の急騰により、非常に順調な滑り出しでした。

しかし、その後はコロナショックにより資産を減らし、一時、年初から3割程度、ポートフォリオ資産を減らしました。

その後は、緩やかにポートフォリオ資産は回復し、11.1%の上昇で2020年はクローズしました。

2020年の成績の詳細は以下のとおりです。

  • 週間成績:37勝15敗
  • 週間勝率:71.2%
  • 週間最大上昇率:18.8%(3月第4週)
  • 週間最大下落率:▼31.1%(3月第2週)
  • 月間成績:9勝3敗
  • 月間勝率:75.0%
  • 月間最大上昇率:8.1%(6月)
  • 月間最大下落率:▼18.5%(3月)

反省点:

TOPIX指数にアウトパフォームする形で2020年を終えることができました。

しかし、2月から3月にかけて、逆張りで航空株や鉄道株を購入していたり、年後半にマザーズ指数に空売りを仕掛けるなど、値ごろ感に基づく安直な売買を行っていました。

そのような売買は、パフォーマンスを下げるだけでなく、致命的な痛手をポートフォリオに与える可能性があったと思います。

2021年は、こうした値ごろ感に基づくルール外の売買を行うことのないよう十分に注意を払ってゆきたいと考えています。

今回もお読みくださり、どうもありがとうございました。

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