このシリーズ記事では、ネットネット株を含む割安バリュー株への投資が資産形成に有効と言えるか、判断の材料になるよう週次実績を公開しています。
目次
新たにネットネット株になったフクビ化工(7871)を484円、伯東(7433)を1,055円、ナカヨ(6715)を1,339円で新規購入しました。
この3銘柄は、配当利回りが良く、過去10年間に最終赤字がなく、ミックス係数が2-3台と非常に低いため、購入に踏み切りました。
また、ネットネット株指数が異常に下がっている丸文(7537)を471円で追加購入しました。
保有株式を減らすため、ANA(9202)を2,854円、ナイガイ(8013)を365円、協栄産業(6973)を1,099円で売却し、薄利撤退しました。
ANAなどの航空銘柄は戻りが悪いため、また、ナイガイと協栄産業は過去10年以内に赤字年度があり不景気耐性が弱いと思われるため、売却しました。
一方、新たにネットネット株になった中央紙器(3952)を1,115円で新規購入しました。
中央紙器は過去10年間に赤字年度がなく、配当利回り・ミックス係数もまずまずなため、ポートフォリオに加えました。
保有株式を減らすため、ソフトバンクグループ(9984)を4,029円、ササクラ(6303)を2,189円で売却し、薄利撤退しました。
米国株式市場の弱気相場入りが確定し、ソフトバンクグループの保有する株式の価値も低下することが予想されるため、撤退しました。
また、ササクラは過去10年以内に複数の赤字年度があるため、撤退しました。
一方、新たにネットネット株になったタイガーポリ(4231)を平均423円で新規購入し、プレサンス(3254)を985円で追加購入しました。
両銘柄とも過去10年以内に赤字年度がなく、配当利回りが4%以上、ミックス係数も1~2と低いため、ポートフォリオに組み入れました。
新たにネットネット株になったテクノスマート(6246)を594円、ヨシコン(5280)を764円で新規購入しました。
両銘柄とも、配当利回り5%以上、ミックス係数が3未満で、10年間に赤字年度がないため、優良ネットネット株として購入しました。
今週は売り場がなく、大量保有が続いてしまいました。
来週以降、保有する銘柄を厳選整理した上で、増資して現引きすることも進めてゆきたいと思います。



週末に購入したテクノスマートとヨシコン以外はすべて急落しました。



レバレッジ効果により、ついにTOPIXをアンダーパフォームしています。



今回のコロナショックは、1987年のブラックマンデーのように、比較的短期間のうちに値を戻していくのではないか、と考えています。
しかし、1929年の世界大恐慌の時のような大暴落の端緒の可能性もあることも頭の片隅に置いて、ポートフォリオ全体の安全域を高める作業を急ピッチで進めてゆきたいものです。
今回もお読みくださり、どうもありがとうございました。