こんにちは、シーゲル(@siegelist1)です。
引き続き歴史的な相場展開が続いています。



リバウンドらしいリバウンドがなく、ここまで下がっており、相場の恐ろしさを体感しています。
今週末時点での数値を基にネットネット株ランキングを更新しました。
今回もまた、ネットネット株指数ランキング、ネットネット株の高配当株ランキング、ネットネット株のミックス係数ランキングをアップしています。
来週以降の投資戦略を練る上でお役立てください。
ネットネット株とは、ネットネット株指数が0.67未満の銘柄のことです。
ネットネット株指数は、以下の数式で求めます。
ネットネット株指数=時価総額÷正味流動資産(流動資産-総負債 )
このネットネット株指数が1を割っていれば、企業がすぐに解散しても、株主は利益が得られる可能性が高い状態といえますが、0.67を割るのは異常値といって過言ではありません。
この数値が低ければ低いほど、安全域が厚く確保されていることを意味します。
目次



先週より1銘柄減少して、38銘柄がランクインしています。
今週はリートが大暴落しましたが、ネットネット株の中でも、不動産系のムゲンエステート(3299)やコスモスイニシア(8844)、プレサンス(3254)が急落しています。
しっかりと利益を生みだしてきた銘柄も売り込まれており、ネットネット株の堅固なポートフォリオを組むチャンスとなっています。



配当利回りが5%以上の銘柄が9銘柄もあります。
先週に続いて、丸文(7537)が指数・配当の2冠を達成しています。
丸文はもともと超割安な銘柄でしたが、半導体関連ということで容赦なく売られています。



このランキングでは、予想EPSがマイナスでPERが算定できない銘柄は除外しています。
ミックス係数が3未満というお宝割安銘柄が16銘柄もあります。
このようにネットネット株指数・配当・ミックス係数という指標を使って、多角的に割安性を判断するのは、バリュートラップに嵌まらないためにも大切なことだと思います。
いずれにしても、異常なまでに売り込まれている銘柄が多数あり、仕込みの大きなチャンスが到来しているようには思います。
今回もお読みくださり、どうもありがとうございました。