先週末(2019年10月4日)時点で、当ブログが監視するネットネット株(ネットネット株指数が0.67未満)は、14銘柄でした。
今週は、ネットネット株ランキングにどのような変動があったでしょうか?
このランキングを確認することにより、どの銘柄が割安度合いを一層深めているか知ることができます。
当ブログでは、ネットネット株指数が0.67未満の銘柄を昇順(低い銘柄)にランキング公開しています。
ネットネット株指数は、以下の数式で求められます。
ネットネット株指数=時価総額÷正味流動資産(現預金+受取手形+売掛金+完成工事未収入金+電子記録債権+有価証券+投資有価証券-貸倒引当金-負債合計)
複雑そうで分かりにくいのですが、言い換えれば、
ネットネット株指数=時価総額÷(換金性の高い資産-貸倒引当金-負債合計)
ということになります。
このネットネット株指数が1を割っていれば、企業がすぐに解散しても利益が得られる可能性が高い状態といえます。
この数値が低ければ低いほど、安全域が厚く確保されていることを意味します。
目次
1.最新ネットネット株ランキング
最新ネットネット株ランキングは、駒井ハルテック(5915)と萬世電機(7565)が抜け、全12銘柄になりました。



2.ネットネット株指数の推移
ランキング 1位~4位



ササクラ(6303)が引き続き、ネットネット株指数0.50を下回り,著しい割安水準に沈んでいます。また、岩塚製菓(2221)も割安色を強めています。
ランキング 5位~8位



丸八HD(3504)とキクカワエンタープライズ(6346)は割安度を深めています。
ランキング9位~12位



日本乾溜工業(1771)が割安度を深めています。
3.まとめ
今週は、日本市場全体が堅調に推移したため、駒井ハルテックと萬世電機が値を上げて、ランキングから卒業していきました。両銘柄とも残念ながら保有していません。
数週間前に上方修正したばかりの岩塚製菓が割安度合いを深めているため、買い増し発動しました。
来週以降も、著しく値を下げる銘柄があれば、積極的に資金投入してゆきたいところです。
今週もご覧くださり、どうもありがとうございました。東日本に台風が近づいていますので、気をつけてお過ごしください。