今週末時点での数値を基にネットネット株ランキングを更新しました。
来週以降の投資戦略を練る上でお役立てください。
当ブログでは、ネットネット株指数が0.67未満の銘柄を昇順(低い順)にランキング公開しています。
ネットネット株指数は、以下の数式で求めます。
ネットネット株指数=時価総額÷正味流動資産(流動資産-総負債 )
このネットネット株指数が1を割っていれば、企業がすぐに解散しても、株主は利益が得られる可能性が高い状態といえますが、0.67を割るのは異常値といって過言ではありません。
この数値が低ければ低いほど、安全域が厚く確保されていることを意味します。
目次
丸文(7537)・富士精工(6142)・中央製作所(6846)・協栄産業(6973)の4社がネットネット株であることが分かりましたので、ランキングに含めています。
また、KG情報(2408)がランキング圏外になりました。



日和産業が0.50→0.49へと割安度を増しているのに対し、シャルレが0.52→0.53へと割高方向に推移しています。



丸八HDが0.57→0.56、カネソウが0.65→0.64へと割安になった一方、ソマールが0.56→0.58へと推移しました。



萬世電機が0.64→0.65、中部鋼鈑が0.63→0.66、三光産業が0.65→0.66へと割高方向にスライドしています。



株式相場がリバウンドに入り、株価を上げるネットネット株が多くありました。
しかし、ネットネット株の多くは来週以降に決算発表を迎えます。
全体的に製造業の決算が今ひとつであり、製造業に分類されるネットネット株では一時的に株価が下がることもあるかもしれません。
財務内容も確認したうえで、割安なネットネット株には積極的に買いを入れていきたいところです。
今回もお読みくださり、どうもありがとうございました。