ネットネット株になりそうな銘柄の一つに日本電計(9908)というJASDAQ上場企業があります。
この記事では、日本電計とはどのような銘柄なのか、ネットネット株投資家として「買い」と言えるのか、まとめてみました。
目次
日本電計は、電子計測器等の販売及び修理、校正等を行っており、電子計測器専門商社で首位の企業です。
IoT・5G関連銘柄でもあります。
電子部品を扱うシクリカル銘柄です。


第1位株主はあいホールディングスで19.8%の株式を保有しています。
買収防衛策を導入していません。
過去10年間の月足チャートを見ると、2018年1月に2,700円台の高値を付けた後、下げトレンドに転換し、1,100円台で推移しています。



PERは8.05倍、PBRは0.46倍、ミックス係数は3.70と割安です。
売上高は、2020年3月期は減収でしたが、10年単位で見ると右肩上がりで伸びています。



最終利益もまずまず順調に推移しており、過去10年以内に最終赤字は計上していません。



配当は増配傾向で、配当利回りは4.4%です。



流動資産の内訳は、受取手形・売掛金が73%を占めています。



流動資産から負債を差し引いた正味流動資産は132億円に達します。



時価総額88億円を正味流動資産132億円で割ったネットネット株指数は0.66となり、ネットネット株になります。






ネットネット株指数が0.66、配当利回り4.4%、ミックス係数3.7と非常に魅力的なネットネット株です。
余剰資金があれば、ポートフォリオに組み入れたい銘柄の1つです。
今回もお読みくださり、ありがとうございました。