少し前からネットネット株になっている銘柄に大末建設(1814)があります。
現在のポートフォリオには、建設銘柄が含まれていません。
そこで、大末建設(1814)はどんな銘柄か、ネットネット株として「買い」か、この記事でまとめてみました。
目次
大末建設の読み仮名は「だいすえけんせつ」です。
大阪市に本社を置くゼネコンですが、最近では、首都圏の比率が高まっているようです。
みどり会の会員企業であり三和グループに属している企業です。



2018年半ばには1,400円台に達しましたが、現在は600円台で推移しています。
2015年・2016年はこの水準で下げ止まっており、過去10年で出来高の多い価格帯でもあります。
そこで、この価格帯で下げ止まり、上昇に転じることができるか、正念場と言えそうです。
PERは3.77倍、PBRは0.42倍、ミックス係数は1.58と激安です。



売上高は10年スパンで見ると、上昇傾向にあります。



2010・2012・2013年に最終赤字を計上していますが、その後は増益傾向です。



ROEは10%以上をキープしています。



増配傾向にあり、配当利回りは5.9%と高配当銘柄です。



流動資産は、受取手形・完成工事未収入金が7割以上を占めています。



流動資産から負債総額を差し引いた正味流動資産は125億円余りに達します。



時価総額71億円を正味流動資産125億円で割ったネットネット株指数は「0.57」となり、純然たるネットネット株ということになります。



過去10年に3回の赤字年度があるものの、ミックス係数1.58、配当利回り5.9%、ネットネット株指数は0.57と超割安です。
ポートフォリオの多業種化は大切なことなので、ポートフォリオに組み入れるのも有りといえるかもしれません。
今回もお読みくださり、どうもありがとうございました。