来年2020年の投資方針を考えてみた。

時の流れは非常に速く、ついこの前、新しい年になったー!と思っていたら、もう12月を迎えます。

毎年、師走を迎える頃に、来年の相場環境の見通しと自分の投資手法を点検して、改善を図る必要がある点を修正するようにしています。

今回の記事では、来年の相場環境の見通しと、投資手法の修正していきたい点について、綴ってゆきたいと思います。

来年の相場環境の見通し:

私は日本株のバリュー株を取引していますが、全世界株式の時価総額の半分を占める米国株の動向に注視せざるを得ません。

現在、ダウやナスダックは史上最高値を更新しており、当面は値上がりが続きそうな形になっています。

好調な米国株式の影響を受けて、日本株式も良好な相場環境が続きそうに思います。

ただ、その株価上昇は、好調な企業業績によるものというよりは、需給バランスによるものなのかもしれません。

現に、日経平均のEPSは低下しています。

したがって、この株価上昇は、好需給が続くまでという期限付きのもので、需給が安定した後は、大きく下落するのではないか、という見通しを持っています。

つまり、年明けまでしばらくの間は、リスクオンの相場が続くものの、来年の春先以降はなかなか厳しい相場展開になる、と大まかにイメージしています。

投資手法の修正点

つみたてNISAを用いたインデックス投資と、iDeCo/DCを使ったレラティブ・ストレングス投資は、どんな相場環境でも対応できますので、現行のスタイルを継続します。

一方、割安バリュー投資については調整の必要を感じています。

現在、次のような銘柄に投資を行っています。

  • ネットネット株(ネットネット株指数が0.67未満)
  • 準ネットネット株(ネットネット株指数が0.67以上1.0未満)
  • 割安バリュー株(株主価値指数が0.5未満・例)ソフトバンクグループ)
  • ストック型株(ストック産業銘柄・例)北陸電力)

ネットネット株への投資だけでは、上昇相場でTOPIXに大きく劣後するため、ややリスクを取って、準ネットネット株や割安バリュー株、ストック型株への投資を行ってきました。

しかし、来年の春先以降、株式市場に変調があるかもしれない、というイメージを持つ以上、Cashを厚めにして保有株を減らし、冬ごもりをする準備をしておきたい、と思案しています。

具体的には、以下の条件に合うネットネット株に絞っていきたいと考えています。

  • ネットネット株指数が0.67未満。
  • 最終黒字を10年以上継続、または上場以来継続。
  • 配当あり。

一方、準ネットネット株や割安バリュー株、ストック型株は、半永久的に保有するつもりで買ったものの、ポートフォリオ全体の安全域を厚く保つため、一旦売却することも検討してゆきたいと思います。

まとめ:

来年春以降の相場環境悪化を警戒して、私個人としては、割安バリュー銘柄のポートフォリオを大きく見直すことにしたいと思います。

冬の季節がやってくることを予期して冬ごもりをするわけですが、何事もないとしても、インデックス投資とレラティブ・ストレングス投資である程度がカバーしてくれることを期待しています。

本日もお読みくださり、どうもありがとうございました。

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