「ネットネット株と南海トラフ巨大地震」という不人気シリーズの第3弾として、今回は岩塚製菓(2221)を取り上げます。
目次
岩塚製菓の本社・主要工場の大半は新潟県長岡市の内陸部に位置しています。
また、日本全国に営業所は所在しているものの、エリア的に地震の直接的な被害は少ないと思われます。






東日本大震災前後の株価チャートを見ると、震災前の3,000円から2,700円台に急落しました。



しかしその後、株価は反発し、4月1日は3,000円台を回復しました。
工場設備の大きな被害が無く、米菓の売上高にも大きな影響を及ぼさないため、株価への影響は極めて限定的でした。
- 本社・工場の直接的被害は少ないと思われる。
- 東日本大震災の時は10%程度値下がりした後、2週間程度で震災前の水準に回復した。
こうした点を考えると、南海トラフ巨大地震が生じても、ホールドを続け、値下がりしたところは「買い」で問題ない銘柄かと思います。
岩塚製菓にとっては、南海トラフ巨大地震よりも、今回の新型肺炎による、大量保有する旺旺集団の株価急落のほうがはるかに深刻かと思います。
来週以降の春節明けの旺旺集団の株価は注視しておきたいところです。
今回もお読みくださり、どうもありがとうございました。