今回の暴落でネットネット株になったヨシコン(5280)という銘柄を新規購入しました。
この記事では、購入に踏み切った理由をまとめました。
目次
ヨシコンは、
1949年創業。1969年に会社を設立。創業者は吉田茂。静岡県を拠点として事業を行っているJASDAQ上場企業の一つであり、証券コードは5280である。
扱う事業内容は主に、コンクリートを始めとする建築資材の販売、建築工事の設計、不動産の売買・賃貸借、宅地開発などが挙げられる。静岡県内に環境事業本部と不動産開発事業本部をそれぞれ置く。・・・。
近年は、創業事業であるコンクリート二次製品事業から、建築部材事業・環境事業を強化しており、脱土木・脱コンクリートの流れが加速している。不動産事業でも、分譲マンション事業のみならず、静岡県内のデベロッパー(property developer)として、宅地造成事業・商業開発事業・再開発事業を行っている。2006年には静岡県内に本社を置く企業では初となる信託受益権販売業(現第二種金融商品取引業)の登録も行い、不動産流動化業界への参入も図っている。この不動産事業の収益が、創業事業のコンクリート製造を大きく上回ったことから、2016年には所属業種がガラス・土石製品から、不動産に変更されている。
出典:Wikipedia「ヨシコン」
・・・という銘柄です。
このコロナショックで大幅に値下がりした、ムゲンエステート(3299)やコスモスイニシア(8844)、プレサンス(3254)と似た不動産関連会社ということになります。



現在は、2018年2月の高値1,900円から半値以下となる700円台で推移しています。
PERは3.21倍、PBRは0.29倍、ミックス係数は0.93と、指標的には非常に割安となっています。
売上高は増収傾向にあります。



昨年度は減益を計上しましたが、増益ベースではあります。



9年連続増配中で、しかも配当利回りは5.84%と高配当です。



正味流動資産の大半は販売用不動産が占めており、あまり好みのタイプではありませんが、111億円余りの正味流動資産を保有しています。



時価総額61億円を正味流動資産111億円で割ったネットネット株指数は「0.55」となり、超割安のネットネット株ということになります。






不景気に弱い不動産系銘柄であり、正味流動資産の大半は仕掛用不動産が占めており、個人的には保有を控えたくなる銘柄ではあります。
しかし、ミックス係数は驚きの0.93、過去10年間に最終赤字はなく、連続増配銘柄で、しかも配当利回りは5.8%のネットネット株ということで、購入を決めました。
景気回復期には、真っ先に上昇を開始してくれることを期待して、長い目でホールドしてゆきたいと思います。
今回もお読みくださり、どうもありがとうございました。