監視中のネットネット株の中に、萬世電機(7565)があります。
最近、この萬世電機が大幅に上昇しています。
しーげるくん
今から購入しても遅きに失するのか?疑問に感じる方もおられることと思います。
この記事では、萬世電機(7565)への投資を検討している方に、現時点での割安度合いを判断する参考情報を提供していきます。
目次
2019年8月の1,700円台から10月には2,200円台に到達し、大幅に上昇しています。
しーげるくん



確かに、レンジ相場内と見ることもできます。
ただ、9月には過去10年間で3番目の出来高を記録しており、機関投資家の参入の可能性が高いように思われます。
しーげるくん
たとえば、「四季報」の株主欄の10位には「光通信」がランクインしており、2018年から2019年にかけて萬世電機への投資額を増やしています。
この光通信が9月にも買い増したのではないか、と勝手に妄想しています。
正味流動資産は約74億で、現預金と売掛金が多くを閉めるBalance型です。



10月17日終値2,160円で算出した時価総額約49億円を、正味流動資産74億円で割ったネットネット株指数は、「0.665」となり、ぎりぎりネットネット株となる水準です。



依然として、ネットネット株指数が0.67未満のネットネット株に該当しています。
最近、株価が大幅に上昇している萬世電機は、このように依然としてネットネット株に該当しています。
しーげるくん
個人的には、今の水準での投資には消極的です。
というのも、電気機器を扱う業種の業績は、どうしても景気動向に左右されます。
これから景気後退局面を迎えようとしている時期に購入を前向きに検討するほどの好材料を見出すことができません。
とはいえ、三菱電機系であり、会社の存続が危ぶまれることもないでしょうから、ネットネット株指数が極端に低下する場面では購入を検討してゆきたい銘柄です。
今回もお読みくださり、どうもありがとうございました。