1月前半までネットネット株だった銘柄に日本乾溜工業(1771)があります。
1月後半から、マスクなどの感染症対策用品を扱う銘柄として注目を浴びました。
その結果、ネットネット株指数が「0.6」台から「1.0」を大きく超えるまで株価水準まで急騰しました。
しかし、最近、この日本乾溜工業が再び値を下げています。
そこで、この記事では、日本乾溜工業の最近の株価動向や再びネットネット株となる株価水準についてまとめました。
目次
1月末には900円を超える水準に達しましたが、400円台後半で推移しています。



600円台後半から800円台、つまりチャート上に青丸で囲んだ部分において、多くの取引がなされています。
つまり、今後はこの価格帯で買った人々の売りをこなしてゆかなければ株価は上がらないことになります。
したがって、今後は横ばいか、じわじわと値を下げていく展開になる、と考えています。
引き続き、正味流動資産は現預金と受取手形・完成工事未収入金等が大半を占めています。
正味流動資産は、2019年11月時点よりも5,400万円程度増え、35.1億円となりました。



時価総額を正味流動資産で割ったネットネット株指数は「0.69」となり、ネットネット株と言える「0.66」に近づいています。



チャートを見る限り、短くてもこの半年間程度は、一時的なリバウンドを挟みながら、横ばいか緩やかな下落が続くように思います。
したがって、個人的には、「0.66」を下回ってもすぐには「買い」に動かない予定です。
しかし、ネットネット株指数が「0.5」となる350円を下回る水準まで値を落とすことがあれば、買い出動したいと思いますが、どうなるでしょうか。
今回もお読みくださり、どうもありがとうございました。