今週末時点での数値を基にネットネット株ランキングを更新しました。
来週以降の投資戦略を練る上でご参考になさってください。
ネットネットランキングの見方:
当ブログでは、ネットネット株指数が0.67未満の銘柄を昇順(低い順)にランキング公開しています。
ネットネット株指数は、以下の数式で求めます。
ネットネット株指数=時価総額÷正味流動資産(流動資産-総負債 )
このネットネット株指数が1を割っていれば、企業がすぐに解散しても、株主は利益が得られる可能性が高い状態といえますが、0.67を割るのは異常値といって過言ではありません。
この数値が低ければ低いほど、安全域が厚く確保されていることを意味します。
目次
先週、ランクインしていた銘柄数は「11」でした。
しかし、日本ユピカ(7891)がランク対象外になり、銘柄数は「10」になりました。



ランキング1位のササクラが0.47→0.49へと上昇しました。
日和産業とシャルレは、それぞれ0.52→0.51、0.54→0.53へと低下傾向にあります。



ランキング4位のソマールが0.56→0.57へと上昇したのに対し、6位のナイガイは0.63→0.62へと割安度が増しています。



ランキング7位の中部鋼鈑、9位カネソウ、10位三光産業がそれぞれ指数を上げて、割安度が失われています。



全体的な印象として、株価が上昇したネットネット株が多く、割安度が失なわれつつあります。
新規でネットネット株を購入しにくい相場付きになっています。
今週もお読みくださり、どうもありがとうございました。