割安株を調べていると、大株主リストにアクティビストとして知られる日本バリュー・インベスターズが名前を連ねていることに気づくことがあります。
この記事では、日本バリュー・インベスターズとはどのようなファンドなのか、現在どのような銘柄に投資しているのか、まとめてみました。
日本バリュー・インベスターズとは、2005年に、伊藤義彦氏によって設立された日本国内の投資ファンドです。
伊藤氏は、1990年代にシルチェスターに所属して、個別企業のリサーチを行っていました。
このファンドは主に、企業の質に対して割安と考えられる日本株式に投資を行っているようです。
現在、日本バリュー・インベスターズは、どんな日本株に投資しているのでしょうか?
2023年4月時点で、日本バリュー・インベストメントが5%以上保有している主な日本企業は2銘柄でした。
なお、下記リストは、有価証券報告書や大量保有報告書のデータに基づいている点にご留意ください。
コード | 銘柄名 | 保有割合 | 確認日付 |
---|---|---|---|
7246 | プレス工 | 7.34 | 2022/2/2 |
5976 | ネツレン | 5.95 | 2022/4/13 |
現在の私自身のポートフォリオと重なっている銘柄はありません。
2021年前半まで、山陰合銀や稲畑産、オイレス、リケン、加藤製、日精機、日証金、KYBなどを保有していましたが、急速に保有企業を減らしています。
企業の質に対して割安と考えられる日本株式が減少しているとみなしている可能性があります。
今後も、時折、日本バリュー・インベスターズの動向を見守ってゆきたいと思います。
今回もお読みくださり、どうもありがとうございます。