2020年の気になる銘柄 その① ドル円

師走に入り、「来年、2020年はどのような年になるか」気になるところです。

このシリーズでは、個人的に気になる銘柄とその理由を綴ってゆきたいと思います。

今日は、そのシリーズ第1弾として、ドル円を取り上げます。

ネットネット株に関係ないじゃん!というご指摘もあるかもしれません。

でも、ドル円とネットネット株ポートフォリオには正の相関があり、パフォーマンスに直結しますので、気になる銘柄として個人的には重大な関心を抱いています。

ドル円の三角保ち合い:

三角保ち合い(さんかくもちあい)とは、価格の上昇・下落の値幅が徐々に狭まっていき、チャートの形が三角形のようになる状態のことです。

三角保ち合いが出来ると、その頂点で株価がどちらかに大きく動く習性があるとされています。

しかも、三角保ち合いの期間が長ければ長いほど、その後の動きは大きくなる傾向があります。

上記は過去15年間のドル円の月足チャートです。

僅か15年の値動きに過ぎませんが、このチャートから2つのポイントを読み取ることができます。

  1. 2012年末以降のアベノミクス相場から現在に至る6年に及ぶ、特大の三角持ち合いが形成されており(緑線で図示)、間もなく大きなトレンドが発生しそう。
  2. 2007~2011年、2012~2015年の値動きで示されるとおり、長期トレンドでは40円を超える値幅が動く

この2つのポイントから、来年には次のような大きな動きが発生することを覚悟しています。

  • (支持線を割って下放れした場合)強烈な下げドレンドが発生して、2011年の70円台を目指す動きになる。
  • (抵抗線を破って上放れした場合)強烈な上げトレンドが発生して、140円台を目指す動きになる。

大きな動きが生じた場合の対策:

下げトレンドが発生するか、上げトレンドが発生するかは、五分五分だと考えています。

上げトレンドに入れば、恐らく株価にとってはプラスに動き、ネットネット株ポートフォリオのパフォーマンスに悪影響は及びにくいはずです。

個人的には、FXには手を付けないことにしているため、110円周辺の抵抗線を明確に突破し、上げトレンドに入ったとしても、何の動きも取らないと思います。

問題は、107円周辺の支持線を明確に破って、下げトレンドに入った場合です。

この場合、株価はネガティブな反応を示し、ネットネット株ポートフォリオのパフォーマンスは低下することになるでしょう。

この場合は、資産を保全するため、

  • ネットネット株ポートフォリオを一旦縮小し、投資対象を純然たるネットネット株(ネットネット株指数0.67未満)に限定する。
  • ドル円のショートをレバレッジ1-3倍程度で仕掛ける。

といった対応を図ることを検討しています。

まとめ:

来年2020年夏頃までには、上下どちらかは分かりませんが、ドル円が大きく動くことになりそうです。

どちらに動くか分からないので、今から特定の対策を講じることはできませんが、上下いずれかのラインを突破した場合には、騙しである可能性も考慮に入れつつ、果敢に対応するつもりです。

今回もお読みくださり、どうもありがとうございました。

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