こんにちは。しーげるです。
このブログでは、ネットネット株投資の魅力をお伝えしています。
お勧めの個別株投資法を尋ねられたら、ネットネット株への投資を紹介します。
なぜネットネット株投資をお勧めするのか、この記事では、5つの理由をご紹介します。
目次
ネットネット株であるかの評価は、非常にシンプルな数式で機械的に求めることができます。
自己株式控除後時価総額 ÷((現金預金 + 売上債権 ✕ 0.8 + 有価証券 ✕ 0.8 + その他流動資産 ✕ 0.66 + 投資有価証券 ✕ 0.8 + その他固定資産 ✕0.15)-総負債)
この数式で0.66以下であれば、NNWC式ネットネット株としての購入対象になります。
こうしたシンプルな基準は、投資家の誤った判断を減らすうえで大切なことだと考えています。
ネットネット株は、言い換えれば、10,000円札の入った財布が6,666円で売っているような状態です。
その財布に多少の傷やシミがあっても、さらに価値が下がることは考えにくいはずです。
厚い安全域は、ダウンサイドリスクが低いことと同義であり、大きな市場変動が生じても、平常心を保って、ネットネット株の保有を継続することができます。その結果、暴落時に売らされることによるリターン低下を防げることは、この投資法を選ぶ大きなメリットです。
大型株の多くは事業の多角化を進めているため、事業分析が困難です。
たとえば、JR東日本に投資するには、鉄道事業だけでなく、不動産賃貸事業や、駅ナカ物販事業についても分析する必要があります。
しかし、ネットネット株の多くはシンプルな事業展開を行っており、事業内容を理解しやすいものが大半です。
ネットネット株の多くは、一般の人が一度も聞いたことのないような知名度の低い銘柄です。
投資家にも馴染みない銘柄が多く、Yahoo掲示板やツイッターを覗いても活発なやり取りはなされていません。
しかし、不人気であるということこそ割安さの源泉であり、少しでも注目を集めると、人気化して株価を急騰させることがあります。
また、インターネット上の他の人の意見にさらされて、売買判断を誤ることも避けられます。
ネットネット株の多くは時価総額が数百億円未満の小型株です。
そのような小型株は、大型株と比較して、リターンの良いことが統計的に明らかになっています。
また、投資のプロである機関投資家が参入しにくい規模であるため、情報を多く持つ機関投資家と市場で闘い、資金と時間を消耗することを回避することができます。
このような5つの理由から、投資を始めたばかりの人にはネットネット株投資をお勧めしています。
もちろん、ネットネット株投資よりもリターンを期待できる投資法はいくらでもあります。
しかし、平均的な投資家が、インデックス投資のパフォーマンスを上回るためには、ネットネット株投資こそが有力な選択肢の1つだと考えています。