昨日(9/29)の日経平均株価は、▼2.12%の下落になりました。
配当権利落ちも関係していますが、米国市場の下落などの影響を受けて、大きく調整しました。
このような急落時に、ネットネット株も連れ安になることがあるため、購入チャンスと言える銘柄がないか、チェックしてみました。
このような時に、個人的によく確認するのは、3年間安値との比較です。
3年間の安値には、2018年末のクリスマスショックや、2020年のコロナショックが含まれています。
こうした暴落時の株価と比較して、10-20%程度高い水準にあれば、そのネットネット株は、下値余地が乏しい可能性が高いと推定できます。
一方、3年間安値と比較して50%以上高い水準にあるネットネット株は、下値余地があることを覚悟する必要があるかもしれません。
以下のリストは、昨日終値時点のNCAV式ネットネット株46銘柄の「株価/3年間安値」リストです。
加藤製作所の「1.04」という値は、3年間安値から4%高い水準にあることを意味しています。
一方、丸文の「1.93」という値は、3年間安値から93%も高い水準にあることを意味します。
コード | 銘柄 | 株価/3年間安値 |
6390 | 加藤製 | 1.04 |
6986 | 双葉電子工業 | 1.06 |
2137 | 光ハイツ・ヴェラス | 1.06 |
6142 | 富士精工 | 1.10 |
5979 | カネソウ | 1.11 |
6794 | フォスター電 | 1.12 |
5449 | 大阪製鉄 | 1.15 |
4231 | タイガースポリマー | 1.16 |
7338 | インヴァスト | 1.18 |
6416 | 桂川電機 | 1.19 |
3600 | フジックス | 1.20 |
7467 | 萩原電気HD | 1.20 |
7887 | 南海プライウッド | 1.21 |
2982 | ADワークスグループ | 1.21 |
7235 | 東ラヂエタ | 1.26 |
4957 | ヤスハラケミ | 1.27 |
8046 | 丸藤パイル | 1.27 |
6249 | ゲームカード・ジョイコ | 1.28 |
7266 | 今仙電機 | 1.30 |
2917 | 大森屋 | 1.30 |
7922 | 三光産業 | 1.31 |
9995 | グローセル | 1.32 |
3504 | 丸八HD | 1.34 |
3299 | ムゲンエステト | 1.34 |
8844 | コスモスイニシア | 1.35 |
8139 | ナガホリ | 1.36 |
5900 | ダイケン | 1.36 |
6303 | ササクラ | 1.37 |
8995 | 誠建設 | 1.37 |
7422 | 東邦レマック | 1.38 |
6496 | 中北製作所 | 1.39 |
8772 | アサックス | 1.45 |
8249 | テクノアソシエ | 1.49 |
1793 | 大本組 | 1.51 |
8877 | エスリード | 1.52 |
2055 | 日和産業 | 1.56 |
8881 | 日神グループHD | 1.56 |
6964 | サンコー | 1.60 |
9967 | 堺商事 | 1.65 |
6943 | NKKスイッチズ | 1.71 |
9885 | シャルレ | 1.72 |
7314 | 小田原機 | 1.75 |
5921 | 川岸工 | 1.77 |
8152 | ソマール | 1.79 |
7427 | エコートレーディング | 1.91 |
7537 | 丸文 | 1.93 |
「株価/3年間安値」指数が1.20未満の、比較的下値が限定的であると思われる銘柄は10企業あります。
そのうち加藤製作所(6390)、富士精工(6142)、カネソウ(5979)、フォスター電(6794)、大阪製鐵(5449)、タイポリ(4231)の6銘柄は保有済みであり、今の水準でも追加で購入したい銘柄ではありません。
また、保有していない残り4銘柄については、マイルールに抵触する銘柄となっています。そのため、私個人は、昨日程度の急落水準での購入銘柄は見つけられませんでした。もう少し待ちの日々が続きそうです。
本日もお読みくださり、どうもありがとうございました。