(万年?)割安株の宝庫である名証2部銘柄に東海エレクトロニクス(8071)という銘柄があります。
この記事では、東海エレクトロニクスはどんな銘柄か、ネットネット株投資家として「買い」と言えるのか、まとめてみました。
目次
名古屋市に本社を置く独立系エレクトロニクス専門商社です。
三菱電機系の商品を多く扱っています。
電機商社であるためシクリカルな動きをする銘柄です。


買収防衛策は導入されていません。



2018年1月には4,000円近くに達していましたが、現在は2,100円前後で推移しています。
PERは45.9倍、PBRは0.36倍、ミックス係数は16.5です。
売上高は2期連続で減収を計上しています。



過去10年間に最終赤字を計上したことはありません。



増配傾向にあり、配当利回りは4.95%です。



流動資産の内訳を見ると、たな卸資産が37%も占めている点は気になります。



流動資産から負債を差し引いた正味流動資産は85億円です。



時価総額49億円を正味流動資産85億円で割ったネットネット株指数は0.57となり、立派なネットネット株です。






ネットネット株指数は0.57、配当利回り4.95%という魅力的なネットネット株です。
流動性が低いことや、PERが高いこと、たな卸資産が多めであることなど気がかりな点はいくつかありますが、ポートフォリオに組み入れたい銘柄の1つです。
今回もお読みくださり、どうもありがとうございました。