ヤマトインターナショナル(8127)の銘柄紹介 ― 割安な中堅アパレルは買いか?

こんにちは。しーげるです。

10月26日時点でのNNWC式ネットネット株の1つにヤマトインターナショナル(8127)という東証スタンダード銘柄があります。

ヤマトインターナショナルは、カジュアルウェアのオリジナル基幹ブランド「クロコダイル」(売上の約90%)を主軸に、カットソーニット・布帛シャツ・セーター・アウター・ボトム等を販売するアパレルメーカーです。

主要取引先はイオングループ、イトーヨーカ堂、ユニーです。

このヤマトインターナショナルは、ネットネット株投資家として保有できる銘柄なのでしょうか?

この記事では、以下の6つの視点から検討してみました。

①NNWC式ネットネット株指数

当企業の資産内訳(NNWCの計算式適用後)を見ると、56億円の現金預金を保有しています。

負債の内訳を見ると、有利子負債倍率は0.05倍程度であり、問題ありません

高換金性資産から総負債を除いたNNWC(正味流動資産)は78億円です。

時価総額をNNWCで割ったネットネット株指数(P/NNWC)は0.64になり、現時点ではNNWC式ネットネット株に該当しています。

過去6年間のネットネット株指数の推移を見ると、2018年以前は、1.0を超えており、指数の回帰性に期待を寄せることができます。また、現在のネットネット株指数は過去6年間でも底値水準に達しています。

正味流動資産は70億円程度で推移しています。

②売上高・営業利益・BPS

売上高は、直近の2年間は回復傾向にあります。

営業利益は、1999年とコロナの影響があった2020・2021年に赤字を計上しています

BPSは、過去10年間で0.79倍に縮小しています。

③ROE

ROEは、低水準で推移しています。

1999年以降、1999・2000・2016・2020年に最終赤字を計上しています。

④キャッシュフロー

営業キャッシュフロー・フリーキャッシュフローともに、マイナスに転落する年が散見されます。

⑤配当

2001年以降、無配転落した年はなく、現在の配当利回りは2.48%です。

⑥リスク

東日本大震災が発生した2011年3月の月間騰落率は△2.89%、コロナショックが生じた2020年2-3月の2ヶ月間の期間騰落率は△45.0%に達しています。

震災などの災害時には、暴落耐性のある銘柄と言えそうです。

その他の特記事項

買収防衛策を導入しています。

11.2億円の含み資産を保有しており、安全域の拡大に寄与しています。

自社商品の株主優待を出している銘柄です。

まとめ:

現金預金が厚い割安なNNWC式ネットネット株です。

収益性が高い銘柄ではありませんが、コロナショック割れの現在の株価水準は割安と言えます。

また、含み資産も保有しており、下値は固いように思います。

したがって、個人的には、360円前後を目標にホールドしておきたい銘柄です。

今回もお読みくださり、どうもありがとうございました。

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