【最新】TSI(3608)の銘柄紹介 ― レディスアパレル大手割安株は買い?

こんにちは。しーげるです。

10月14日時点でのNNWC式ネットネット株候補の1つにTSI(3608)という東証プライム銘柄があります。

TSIは、レディスアパレルの大手企業グループです。2011年に、婦人服アパレル大手「東京スタイル」と「サンエー・インターナショナル」の経営統合により設立した企業です。

取扱商品は、

  • ブランド「nano・universe」「PEARLY GATES」「NATURAL BEAUTY BASIC」「HUF」「Jack Bunny」「PING」「AVIREX」「MARGARET HOWELL 」
  • ライセンスブランド「プライベートレーベル」「チューリピアン バイ プライベートレーベル」「ビバユー」「ピンキーガールズ」「ヴェールダンス」
  • セレクト編集型ショップ・アウトレットショップ運営、レストラン運営

などです。

店舗ネットワークは国内805店舗、海外41店舗を抱えています。

10月12日に2023年2月期第2四半期(3-8月)の決算を発表し、売上高は前年比11.3%の増収、営業利益は△48.1%の減益を計上しました。

このTSIは、ネットネット株投資家として保有を継続できる銘柄なのでしょうか?

この記事では、以下の5つの視点から検討してみました。

①NNWC式ネットネット株指数

当企業の資産内訳(NNWCの計算式適用後)を見ると、371億円の現金預金、259億円相当の投資有価証券・投資不動産を保有しています。この投資有価証券には、住友不動産株など16銘柄が含まれています。

負債の内訳を見ると、直近で有利子負債倍率が0.2倍を下回っており、問題のない水準です。

高換金性資産から総負債を除いたNNWC(正味流動資産)は508億円です。

時価総額をNNWCで割ったネットネット株指数(P/NNWC)は0.74になり、現時点ではNNWC式ネットネット株に該当していません

過去6年間のネットネット株指数の推移を見ると、2021年以前は1.0を超えており、指数の回帰性に期待を寄せることができます。また、現在のネットネット株指数は過去6年間で最も低い水準です。

正味流動資産は蓄積しています。

②売上高・営業利益・BPS

売上高は、コロナにより減少しましたが、増加傾向に転じています。

営業利益は、変動幅が大きく、巨額の赤字を計上する年が見られます

BPSは、過去10年間で1.07倍程度しか拡大していません。

③ROE

ROEは、低水準で推移しています。

1999年以降、6回にわたり最終赤字を計上しています。

④キャッシュフロー

営業キャッシュフローは大半の年でプラスを維持していますが、フリーキャッシュフローの推移は不安定です。

⑤配当

2021年に無配に転落しました。現在の配当利回りは1.61%です。

その他の特記事項

買収防衛策が導入されていません

2022年4月から12月にかけて、自社株買いが実施されています。

まとめ:

現預金と投資有価証券が厚いネットネット株です。

コロナ後、順調に業績が回復しているわけではないようですが、質の高い資産を保有しています。また、自社株買いが実施されており、下値余地が乏しい銘柄です。

したがって、個人的には580円前後を目標に、保有を継続しておきたい銘柄です。

今回もお読みくださり、どうもありがとうございました。

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