学習塾とサッカー教室を運営するクリップコーポレーション(4705)の株価不振が続いています。
この記事では、ネットネット株的に割安と言えるか、まとめてみました。
目次
年初には800円台後半でしたが、600円台前半にまで下げています。
これは過去10年間で最安値水準です。
PERは13.28倍、PBRは0.47倍、配当利回りは6.38%となっており、指標的にも割安です。
正味流動資産のほとんどを現預金が占めており、36.5億円に達しています。
時価総額28億円を正味流動資産36億円で割ったネットネット株指数は「0.77」となります。
割安ではありますが、ネットネット株には至っていません。
正味流動資産の大半を現預金が占めており、安定的な内容です。
ただし、ネットネット株水準には至っていないこと、43億円のうち5億円を仕組み債に回していること、現預金が多すぎてインフレ耐性が無いことなど、幾らか気にかかる点もあります。
ネットネット株となる500円台前半では果敢に買いを仕掛けたいと思いますが、現状の株価水準では無理するところではないのかもしれません。
今回もお読みくださり、どうもありがとうございました。