先週のリバウンド相場から一転、今週は大きく値を下げる展開となりました。



二番底を確かめに行くにはまだ早すぎると思うのですが、どうなるでしょうか?
さて、今週末時点での数値を基にネットネット株ランキングを更新しました。
今回もまた、
- ネットネット株指数ランキング
- ネットネット株の高配当株ランキン
- ネットネット株のミックス係数ランキング
をアップしています。
来週以降の投資戦略を練る上でお役立てください。
ネットネット株とは?
ネットネット株とは、ネットネット株指数が0.67未満の銘柄のことです。
ネットネット株指数は、以下の数式で求めます。
ネットネット株指数=時価総額÷正味流動資産(流動資産-総負債 )
このネットネット株指数が1を割っていれば、企業がすぐに解散しても、株主は利益が得られる可能性が高い状態といえますが、0.67を割るのは異常値といって過言ではありません。
この数値が低ければ低いほど、安全域が厚く確保されていることを意味します。
目次



先週より13銘柄も増加して、41銘柄がランクインしています。
じわじわと売られてネットネット株になっている銘柄が多くあります。



先週は、予想配当利回りが6%台という超高配当銘柄が6つもあります。
藤商事(6257)に至っては、配当利回りは8.3%に達しています。ただし、EPSがマイナスであるため、減配リスクは高めです。



このランキングでは、予想EPSがマイナスでPERが算定できない銘柄は除外しています。
今のPERは信用できませんが、ミックス係数が3未満は確実に割安であると思います。
ネットネット株は大幅に増加し、配当やミックス係数の観点からも、割安な銘柄が増えてきました。
緊急事態宣言などにより、株価がオーバーシュートする場合には、冷静に買い増しを検討してゆきたいところです。
今週もお読みくださり、どうもありがとうございました。