今週は、スルスルと値を上げてゆき、大きなリバウンド相場となりました。



節目となる20,000円、またはフィボナッチライン50%が意識されそうな水準に達していますが、どうなるでしょうか?
さて、今週末時点での数値を基にネットネット株ランキングを更新しました。
今回もまた、ネットネット株指数ランキング、ネットネット株の高配当株ランキング、ネットネット株のミックス係数ランキングをアップしています。
来週以降の投資戦略を練る上でお役立てください。
ネットネット株とは、ネットネット株指数が0.67未満の銘柄のことです。
ネットネット株指数は、以下の数式で求めます。
ネットネット株指数=時価総額÷正味流動資産(流動資産-総負債 )
このネットネット株指数が1を割っていれば、企業がすぐに解散しても、株主は利益が得られる可能性が高い状態といえますが、0.67を割るのは異常値といって過言ではありません。
この数値が低ければ低いほど、安全域が厚く確保されていることを意味します。
目次



先週より10銘柄も減少して、28銘柄がランクインしています。
リバウンド相場ということで、多くのネットネット株がランキングから卒業していきました。
低PER銘柄の値戻りが良いように感じます。



先週は、予想配当利回りが6%台という超高配当銘柄が3つもありましたが、今週は姿を消しました。
高PER(マイナス値を含む)+高配当は減配のリスクが高いと思いますが、低PER+高配当銘柄はチャンスが大きいように思い、ポートフォリオに組み入れています。



このランキングでは、予想EPSがマイナスでPERが算定できない銘柄は除外しています。
今のPERは信用できませんが、ミックス係数が3未満は確実に割安であると思います。
リバウンドにより、ネットネット株はかなり減少し、配当やミックス係数の観点からも、一時期と比べて割安度は失われています。
おそらく、二番底を探る展開になるかと思われますので、そこで安値を丁寧に拾ってゆく戦略が有効かと考えています。
今週もお読みくださり、どうもありがとうございました。