今月の名言:「安全域は、常に支払われる価格によって決まる」(グレアム)

ネットネット株の購入チェックリスト(2022年5月版)

こんにちは、しーげる(@siegel)です。

株式ポートフォリオでは、ネットネット株を中心に保有しています。

最近、株式購入時のチェックリストを改訂しました。

これまで、NCAV型の計算式[時価総額/(流動資産ー総負債)]が0.66未満のネットネット株を購入対象にしてきました。

しかし、今後、NNWC型の計算式[時価総額/(現預金+売上債権✕0.8+有価証券・投資有価証券✕0.8+その他流動資産✕0.5+その他固定資産✕0.15)]が0.66未満のネットネット株を購入対象にすることにします。

株式市場に逆風が強まる恐れが高まっており、より保守的な資産バリュー株でポートフォリオを組む必要を感じているためです。

日本株式固有のテールリスクとして、国債価格下落による財政問題顕在化や南海トラフ巨大地震の発生を想定し、ポートフォリオが深刻なダメージが及ばないよう注意を払います。

今後は、このチェックリストを用いて、購入判断を下していく予定です。また、NNWC式のネットネット株に該当しない銘柄は一旦売却することも検討しています。


  1. 【地域・業種】中国企業でないか。不動産業・金融業銘柄に該当しないか。非ESG銘柄銘柄でないか(電力を除く)。
  2. 【NNWC】ネットネット株指数〔時価総額/正味流動資産(NNWC)〕が0.66以下であるか。自己資本有利子負債比率が20%以下か。
  3. 【成長性】過去20年間の売上高・営業利益・BPSは縮小していないか。
  4. 【効率性】ROEが減少傾向になく、直近10年間で1株当たり純資産が拡大傾向にあるか。
  5. 【バリュートラップの危険】好況期にネットネット株指数1.0を回復しているか。NCAVは縮小していないか。
  6. 【キャッシュフロー】過去10年間、営業CFがプラスを維持し、大半の年でフリーキャッシュフローがプラスか。
  7. 【配当】配当利回りが3%以上あるか。
  8. 【リスク】本社や工場が南海トラフ地震の津波浸水エリアに含まれないか。

基本的には、この8項目の大半の問いに対してYesと答えられる場合、購入対象にしています。

しかし、これらの要件に1つか2つの点に該当しない場合でも、以下の条件に合致する銘柄は購入に踏み切ることがあります。


  1. NNWC型ネットネット株指数が0.5を下回っている場合
  2. 取締役による保有割合が発行済株式の10%以上を占める場合、または、直近1年間に保有数を増やしている場合。
  3. 株主に占める外国人比率が20%を超える場合。
  4. 株主総会決議の賛成割合が80%を下回っている場合
  5. 筆頭株主が上場企業である場合。
  6. アクティビストが大株主である場合
  7. 買収防衛策が導入されていない場合。

これらの点を慎重に考慮した上で、銘柄を購入し、最低10銘柄以上の株式ポートフォリオを組んでいきます。

ある程度の明確な購入基準を設けることにより、バリュートラップを避けつつ、年利10%程度の運用を目指していきます。

ネットネット株の投資法については、こちらの本が参考になりますので、よろしければご覧ください。

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