セレ(5078)の銘柄紹介 ― 割安なIPO銘柄は買い?

こんにちは、しーげる(@siegel)です。

ネットネット株の1つにセレ(5078)という東証スタンダート銘柄があります。

セレは、アパート経営の提案、設計、施工管理など、賃貸住宅事業などを手掛けている建築企業で、今年2022年3月に上場したばかりです。

このセレは、ネットネット株投資家として、購入できる銘柄なのでしょうか?

この記事では、次の6つの視点からチェックしてゆきます。

①ネットネット株指数

当企業の流動資産の内訳を見ると、現金預金が80%を占めており、とても安定しています。中国法人の売却や公募資金が入り、現預金が潤沢です。

負債の内訳を見ると、有利子負債は12%に留まっています。有利子負債自己資本比率は6.64%で問題のない水準です。

流動資産から総負債を除いたNCAV(正味流動資産)は148.7億円です。

時価総額をNCAVで割ったネットネット株指数(P/NCAV)は0.44になり、現時点でネットネット株に該当しています

なお、圧倒的な現金保有を誇っているため、すべてのネットネット株類型でネットネット株水準を下回る割安株です。

NC0.66
NQ0.65
NCAV0.44
NNWC0.50
かぶ10000.50

②バリュートラップの危険性

2022年に上場したばかりであるため、過去のネットネット株指数が算出できません

NCAVは2020年以降、上昇傾向にあります。

③売上高・営業利益・BPS

今年のIPO銘柄ではありますが、売上高はそれほど伸びていません。

営業利益は、減少傾向で推移しています。

BPSは拡大しており、過去5年間に453%拡大しています。

④ROE

ROEはまずまずの水準です

2017年以降、最終赤字の計上はありません

⑤キャッシュフロー

フリーキャッシュフローはプラスを維持しています。

フリーキャッシュフローが安定しているため、配当などの安定した株主還元策も期待できます。

⑥配当利回り

2017年以降、安定した配当実績を持っています。配当利回りは4.28%です。

その他の特記事項

180日間のロックアップ期間が設定されており、2022年9月にロックアップ解除が予定されています。

まとめ:

キャッシュリッチな資産バリュー株です。

成長性は乏しいものの、5種類のネットネット株類型全てでネットネット株水準に達しており、非常に割安です。

アパートの建築関連銘柄で業界全体の先行きは弱い印象を抱いていますが、上場間もないため上値が軽く、僅かなカタリストで水準訂正の生じる可能性があります。

個人的には、ネットキャッシュ型の計算式で0.66を下回る水準では、ポートフォリオに加えておきたい銘柄です。

今回もお読みくださり、どうもありがとうございました。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください