知多鋼業(5993)の銘柄紹介 ― 割安な ばね(自動車部品)メーカー

こんにちは、しーげる(@siegel)です。

NCAV式ネットネット株の1つに知多鋼業(5993)という名証メイン銘柄があります。

知多鋼業は、 2輪・4輪車向けを主力とする独立系のばね中堅メーカーです。

知多鋼業は、4/8(金)に、22年2月期の決算を発表しました。売上高は前年同期比で17.6%の増収、営業利益は61.7%の増益を計上しています。

この知多鋼業は、ネットネット株投資家として、引き続き保有できる銘柄なのでしょうか?

この記事では、次の6つの視点をチェックしてゆきます。

①ネットネット株指数

当企業の流動資産の内訳を見ると、現預金が59%を占めており、安定的な資産内容です。

負債の内訳を見ると、有利子負債は23%です。有利子負債自己資本比率は5.59%で健全です。

流動資産から総負債を除いたNCAV(正味流動資産)は106.6億円です。

時価総額をNCAVで割ったネットネット株指数(P/NCAV)は0.60になり、現時点でネットネット株に該当しています

固定資産の投資有価証券を32.2億円分保有しており、安全域がさらに厚くなっています。

なお、他類型のネットネット株指数を確認すると、NC(Net Cach)以外は1.0を下回っており、NNWC式・かぶ1000式では0.66を下回るネットネット株です。

NC1.44
NQ0.74
NCAV0.60
NNWC0.53
かぶ10000.54

②バリュートラップの危険性

2018年以前には、ネットネット株指数が1.0を上回っており、指数の回帰性にある程度期待することができそうです。

NCAVは一貫して上昇しています。

③売上高・営業利益・BPS

1998年以降、緩やかな上昇トレンドをたどっています。

営業利益は10億円前後を維持しており、本業での儲けが一定水準確保されています。

過去10年間でBPSが95.2%増加しています。

④ROE

ROEは、好況期には8%を超えて推移しています。

純利益率は上昇傾向にあります。2010年以外は、黒字を維持している点は評価できます。

⑤キャッシュフロー

営業キャッシュフローはプラスを維持しており、フリーキャッシュフローも2009年以降、プラス圏を維持しています。

このようにキャッシュフローが安定的であるため、配当などの安定した株主還元策を期待できます。

⑥配当利回り

1998年以降、安定した配当支払実績があります。配当利回りは2.82%です。

その他の特記事項

買収防衛策は導入されていません。

まとめ:

現金預金が厚めのネットネット株です。売上高や営業利益、ROE、キャッシュフローは堅調に推移しており、魅力的な銘柄です。

これからも監視を続け、市場の暴落などにより、値下がりした局面では購入したい銘柄の一つです。

今回もお読みくださり、どうもありがとうございました。

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