ネットネット株投資の出口戦略

こんにちは、しーげる(@siegelist1)です。

投資は「買いよりも売りの方が難しい」と言われ、ネットネット株投資も例外ではありません。

保有するネットネット株は、いつ売却したら良いのでしょうか?

この記事では、ネットネット株を売却するルールとして、私自身が採用している2種類の出口戦略をご紹介します。

出口戦略①ネットネット株指数が1.0になった時

現在の主要な購入ルールは、ネットネット株指数[時価総額/(流動資産-負債)]が0.66以下であることです。

このネットネット株指数が1.00になり、負債を除いた流動資産とパリティになる株価に指値を置いておき、一括売却するようにしています。

したがって、バランスシート上の大きな変化がなければ、指数0.66で購入した銘柄であれば50%程度、指数0.50で購入した銘柄であれば100%程度の値上がり益を見込めます。

保有期間中に流動資産が著しく減少したり、負債が増加したりした場合には、ネットネット株指数が1.0になっても損失となることがあり得ます。

とはいえ、売上高・営業利益・BPSが減少を続ける銘柄でなければ、このような投資で損失を出す可能性は少なくなります。

2021年は、シャルレ(9885)、香港市場のプレイメイツ玩具(HK00869)金宝通(HK00320)の3銘柄が、負債を除いた流動資産と等価になり、売却しました。また、含み資産を考慮した換金性資産とパリティに達した片倉工業(3001)も売却に至っています。

出口戦略②より低いネットネット株指数の銘柄が現れる

時折、収益性の比較的高めな銘柄が、市場全体の暴落などにより、ネットネット株指数0.66レベルにタッチすることがあります。

キャッシュポジションがあれば、ネットネット株指数が低下している割安株を新規購入できます。しかし、たまたまフルインベスト状態であったときに、より割安な銘柄に投資するために,ネットネット株指数の高めの銘柄を売却することがあります。

まとめ

上記2種類の出口戦略のうち①が大きな利益を生み出すことになります。

この①のケースはどれほどの確率で起きることを期待できるでしょうか。

私自身は、仮に10銘柄で株式ポートフォリオを組んでいた場合、年間で1~2銘柄で、出口戦略①による利益確定を期待しています。

そのような銘柄が1~2銘柄あるだけで、配当益や他銘柄の株価低迷を加味しても、10%以上の運用利回りを十分に期待することができます。

2021年は20銘柄前後に投資を行い、4銘柄でパリティに達したため、比較的大きなリターンを享受することができました。

もっとも、指数が1.0を超えた後も上昇を続ける銘柄は多く、1.0水準で利益確定してしまうことは利益幅拡大の芽を詰んでいることにもなりますが、成長株投資を行っているわけではないため、割り切って利益確定しています。

今回もお読みくださり、どうもありがとうございました。

2 COMMENTS

my20001

おはようございます。

>もっとも、指数が1.0を超えた後も上昇を続ける銘柄は多く、1.0水準で利益確定してしまうことは利益幅拡大の芽を詰んでいることにもなりますが、成長株投資を行っているわけではないため、割り切って利益確定しています。

これは悩ましいですね。

私は、Excelに「割安保有株」と「その候補株」シートを作り、(シャルレのように)売却できたら、単に削除するのではなく、「候補株」シートに戻しています。

「候補株」シートを時々見返すと、「上昇を続ける銘柄は多く」と言われるほどには感じませんが、さらに上昇している銘柄もあって、「惜しいことしたなぁ」とは思います。
(上手く?利益確定できて、再び買いたい水準に近づいている銘柄もあります。)

割安株投資は好きです。
ただ、理論的には、インデックス投資の方が王道だと考えますので、私は、(趣味の)割安株投資額と同程度を世界株インデックスにも投じるというルールを設定しています。
これで「成長株投資を行っているわけではない」というところを補っています。

しーげるさんは、対TOPIXで勝負されている結果を記されています。
私は、自身が投資している「割安株」vs「世界株インデックス」で見比べると、大量投資した昨年3月を起点にすれば、世界株インデックスの圧勝となっています。
ここまでの結果論では、「両方買っておいてよかったね」というところですが、株価下落局面では、恐らくこの逆になることが予想されます。
(「割安株」の方が、下落率が小さくなる。)

趣味とか、宗教とかのようなもので、投資方法に絶対の答えは出ないと思いますが、「ネットネット派」の旗頭?として、これからも情報提供をよろしくお願いします

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Siegel

こんにちは。

シャルレのような利確ラインに到達した銘柄は、「候補株」シートで管理しておられるのですね。確かに、再びネットネット株のような割安な株価に落ちてくる可能性もあるので、良い方法だと思いました。参考にさせていただきます。

「インデックス投資が王道」とのお言葉、肝に銘じてゆきたいです。おっしゃるとおり、コロナショック以降の全世界株式インデックスへの投資と比較すると、ネットネット株投資はアンダーパフォームしています。今後想定される軟調相場では逆転してくれることを期待しているのですが・・・。

今後ともよろしくお願いします。

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