萩原電気ホールディングス (7467)の銘柄紹介 ― 割安な自動車関連銘柄

こんにちは、しーげる(@siegelist1)です。

ネットネット株圏を出入りしている銘柄に、萩原電気ホールディングス (7467)という東証1部上場企業があります。

この萩原電気ホールディングスは、ネットネット株投資家として保有できる銘柄なのか、調べてみます。

以下の5つの要素を1つずつ確認してゆきます。

①業種

萩原電気は、名古屋地盤の半導体等の電子部品・機器商社で、自動車向け商品が9割を占める企業です。

したがって、個人的に投資対象から外している不動産業・金融業銘柄には該当しません。

②企業規模

時価総額は201億円です。

売上高は順調に伸びています。

自己資本は過去10年間で2.1倍に拡大しています。

売上高が増加しており、自己資本も十分に成長しています。

③割安性

当企業の流動資産の内訳を見ると、売上債権が59%を占めていますが、海外売上高比率は15.3%に留まっています。

負債の内訳を見ると、リース債務を含む有利子負債は36%です。

流動資産から総負債を除いたNCAV(正味流動資産)は314億円です。

時価総額をNCAVで割ったネットネット株指数(P/NCAV)は0.64になり、現時点でネットネット株に該当します

続いて、NCAVの過去10年間の推移を見ると、拡大傾向にあります。

2019年以前はネットネット株指数が1.0以上に達しており、株価の回帰性に期待を寄せることができそうです。

2,200円台前半の現在の株価水準は、過去3年間の安値圏に達しつつあります。

このようにネットネット株指数、株価水準からすると、購入しても良さそうな水準です。

④資本効率性

ROEは6%を超えて推移しています。マイナスに転落したのは2005年のみである点も評価できます。資金効率の内容をデュポン分解して探ってみます。

当期純利益率は1%台に留まっています。

一方、総資産回転率は180%を超えており、効率性は良好です。

財務レバレッジは2倍程度に抑制されています。

こうして見ると、純利益率は低いものの、総資産回転率が高く効率性が良好であることが分かります。

⑤株主還元

フリーキャッシュフローは+1%に達しておらず、株主還元余力は乏しそうです。

配当や自社株買いなどの株主還元の実績があります。

配当利回りは3.59%に達していますが、配当性向は30%程度で、減配リスクは高くありません。

買収防衛策は導入されていません

まとめ

売上高は順調であり、自己資本も伸びています。

また、ネットネット株指数や株価水準の観点からも買い時水準と言えそうです。

一方、純利益率は改善傾向にあり、フリーキャッシュフローもプラスで推移している点は評価できます。

フリーキャッシュフローが少なめですが、増配や自社株買い実績もあり、株主還元策の実施を期待したい銘柄です。

今回もお読みくださり、どうもありがとうございました。

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