カネソウ(5979)の銘柄紹介 ― キャッシュリッチな割安銘柄

こんにちは、しーげる(@siegelist1)です。

ネットネット株の中にカネソウ(5979)という名証2部上場銘柄があります。

このカネソウは、ネットネット株投資家として保有を継続し得る銘柄なのでしょうか?

下記の購入基準に該当するか、1つずつ確認してゆきます。

①不動産業・金融業銘柄に該当しないか?

カネソウは、マンホール蓋や排水金具を中心とする建築金具メーカーで、免震関連製品も手掛けています。

したがって、不動産業・金融業銘柄には該当しません。

②ネットネット株指数[時価総額/正味流動資産(NCAV)]が0.66以下か?

当企業の流動資産の内訳を見ると、現預金が69%を占めています。

負債の内訳を見ると、有利子負債はありません。

流動資産から総負債を除いたNCAV(正味流動資産)は99.9億円です。

時価総額をNCAVで割ったネットネット株指数(P/NCAV)は0.59になり、現時点でネットネット株に該当します。

③過去10年間の売上高・EPS・NCAVが下降トレンドをたどっていないか?

売上高は減少傾向です。

EPS(1株当たり利益)は過去24年間、プラス圏で推移している点は評価できます。

NCAVはまったく拡大してません

④好況期のROEが7%以上あり、直近10年間でBPSが2倍近く成長しているか?

ROEは7%を超えたことがありません。

BPSは過去10年間で0.1%しか拡大していません

⑤好況期にネットネット株指数1.0を回復しているか?

2016年以降、ネットネット株指数が1.0(グレーの線)の水準に回帰したことがありません

⑥時価総額は100億円以下か?

時価総額は59.3億円です。

⑦流動比率が150%以上、かつ、有利子負債自己資本比率が50%未満であるか?

流動比率が1979%で有利子負債はないため、財務的には非常に健全です。

⑧株価は過去3年の底値圏にあるか?

コロナショック時を除くと、過去3年間で割安な水準で推移しています。

出典:SBI証券

その他の特記事項

買収防衛策は導入されていません

まとめ

①不動産業・金融業銘柄に該当しないか?OK
②ネットネット株指数[時価総額/正味流動資産(NCAV)]が0.66以下か?OK
③過去10年間の売上高・EPS・NCAVが下降トレンドをたどっていないか?
④好況期のROEが7%以上あり、直近10年間でBPSが2倍近く成長しているか?
⑤好況期にネットネット株指数1.0を回復しているか?
⑥時価総額は100億円以下か?OK
⑦流動比率が150%以上、かつ、有利子負債自己資本比率が50%未満か?OK
⑧株価は過去3年の底値圏にあるか?OK

収益性・成長性の観点からは魅力のない銘柄です。しかし、財務的には安定しており、配当実績があるため、債券感覚で保有できる銘柄かもしれません。

今回もお読みくださり、どうもありがとうございました。

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