双葉電子工業(6986)の銘柄紹介 ― 株価が低空飛行のドローン関連銘柄

こんにちは、しーげる(@siegelist1)です。

ネットネット株ランキングの中に双葉電子工業(6986)という東証1部上場銘柄があります。

この双葉電子工業は、ネットネット株投資家の投資対象となる銘柄なのでしょうか?

下記の購入基準に該当するか、1つずつ確認してゆきます。

①不動産業・金融業銘柄に該当しないか?

双葉電子工業は、電子部品、ラジコン、生産器材を主軸とする電子機器メーカーです。ソフトバンクと産業向けドローンを共同開発するなど、ドローン関連銘柄としても知られています。

したがって、不動産業・金融業銘柄には該当しません。

②ネットネット株指数[時価総額/正味流動資産(NCAV)]が0.66以下か?

当企業の流動資産の内訳を見ると、現金が59%を占めています。

負債の内訳を見ると、有利子負債は8%に留まっています。

流動資産から総負債を除いたNCAV(正味流動資産)は558億円です。

時価総額をNCAVで割ったネットネット株指数(P/NCAV)は0.62(2021年6月17日終値818円で算出)になり、現時点でネットネット株に該当します。

③過去10年間の売上高・EPS・NCAVが下降トレンドをたどっていないか?

売上高は、縮小トレンドにあります。

EPS(1株当たり利益)は過去24年間で11回にわたり、マイナス圏に沈んでいます。

NCAVも減少傾向です。

④好況期のROEが7%以上あり、直近10年間でBPSが2倍近く成長しているか?

1998年以降のROE推移を見ると、7%に達したことがありません。

BPSもまた縮小傾向です。

⑤好況期にネットネット株指数1.0を回復しているか?

2019年以前はネットネット株指数が1.0以上の水準に回帰しています。

⑥時価総額は100億円以下か?

時価総額は347億円です。

⑦流動比率が150%以上、かつ、有利子負債自己資本比率が50%未満であるか?

流動比率は749%有利子負債自己資本比率は1%であり、財務的には健全です。

⑧株価は過去3年の底値圏にあるか?

過去3年の底値圏である800円台前半で推移しています。

出典:SBI証券

その他の特記事項

「物言う株主」として知られるシルチェスターが保有していますが、持ち分を減らしています。

買収防衛策は導入されていません

まとめ

①不動産業・金融業銘柄に該当しないか?OK
②ネットネット株指数[時価総額/正味流動資産(NCAV)]が0.66以下か?OK
③過去10年間の売上高・EPS・NCAVが下降トレンドをたどっていないか?
④好況期のROEが7%以上あり、直近10年間でBPSが2倍近く成長しているか?
⑤好況期にネットネット株指数1.0を回復しているか?OK
⑥時価総額は100億円以下か?
⑦流動比率が150%以上、かつ、有利子負債自己資本比率が50%未満か?OK
⑧株価は過去3年の底値圏にあるか?OK

収益性・成長性の観点からは全く魅力のない銘柄です。ただし、ドローン関連などのテーマで注目を集め、急騰する局面もあるかもしれません。

個人的には、現在の水準では特に保有したい銘柄ではありません。

今回もお読みくださり、どうもありがとうございました。

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