日水製薬(4550)の銘柄紹介 ― 新型コロナ関連の割安株

こんにちは、しーげる(@siegelist1)です。

ネットネット株候補の1つに日水製薬(4550)という東証1部企業があります。

この日水製薬は、ネットネット株投資家として保有対象になる銘柄でしょうか?

下記の購入基準に該当するか、1つずつ確認してゆきます。

①不動産業・金融業銘柄に該当しないか?

日水製薬は、臨床診断薬と産業用検査薬を2本柱とする医薬品メーカーです。

したがって、不動産業や金融業銘柄ではありません

②ネットネット株指数[時価総額/正味流動資産(NCAV)]が0.66以下か?

当企業の流動資産の内訳を見ると、関係会社預け金などの「その他流動資産」が66%を占めています。

負債の内訳を見ると、有利子負債はありません。

流動資産から総負債を除いたNCAV(正味流動資産)は270.7億円です。

時価総額をNCAVで割ったネットネット株指数(P/NCAV)は0.80になり、現在の株価水準ではネットネット株に該当しません。

③過去10年間の売上高・EPS・NCAVが下降トレンドをたどっていないか?

売上高は横ばい状態が続いています。

EPS(1株当たり利益)は増加していませんが、1998年以降赤字を計上していない点は評価できます。

また、NCAVは増加しています。

④好況期のROEが7%以上あり、直近10年間でBPSが2倍近く成長しているか?

2013-15年には、ROEが大きく7%を超えていました。

過去10年間でBPSは1.33倍程の拡大に留まっています。

⑤好況期にネットネット株指数1.0を回復しているか?

2020年以前は、ネットネット指数が1.0以上で推移しています。

⑥時価総額は100億円以下か?

時価総額は217億円です。

⑦流動比率が150%以上、かつ、有利子負債自己資本比率が50%未満であるか?

流動比率は1031%であり、有利子負債もないため、現時点での財務的な問題はありません。

⑧株価は過去3年の底値圏にあるか?

底値圏とも言える900円台で推移しています。

出典:SBI証券

その他の特記事項

買収防衛策は導入されていません

53.69%の株式を日本水産が保有する親子上場解消期待銘柄でもあります。

まとめ

①不動産業・金融業銘柄に該当しないか?OK
②ネットネット株指数[時価総額/正味流動資産(NCAV)]が0.66以下か?
③過去10年間の売上高・EPS・NCAVが下降トレンドをたどっていないか?OK
④好況期のROEが7%以上あり、直近10年間でBPSが2倍近く成長しているか?
⑤好況期にネットネット株指数1.0を回復しているか?OK
⑥時価総額は100億円以下か?
⑦流動比率が150%以上、かつ、有利子負債自己資本比率が50%未満か?OK
⑧株価は過去3年の底値圏にあるか?OK

現時点でネットネット株ではありませんが、財務的に安定している上に、新型コロナウイルス検出試薬を扱っていることや、親子上場解消期待がかかることなどのカタリストもあることから今後も監視してゆきたい銘柄です。

今回もお読みくださり、どうもありがとうございました。

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