川岸工業 (5921)の銘柄紹介 ― 割安な鉄骨加工メーカー

こんにちは、しーげる(@siegelist1)です。

ネットネット株の1つに川岸工業(5921)という東証2部企業があります。

川岸工業は、5月13日に2021年9月期の上半期決算を発表し、売上高は前年比▼12.4%の減収、営業益は+16.6%の増益でした。また、通期の売上高が▼4.6%の減収、営業利益は▼1.8%の減益になる見通しです。

この川岸工業は、ネットネット株投資家として保有対象になる銘柄でしょうか?

下記の購入基準に該当するか、1つずつ確認してゆきます。

①不動産業・金融業銘柄に該当しないか?

川岸工業は、鉄骨加工メーカーです。

そのため、不動産業や金融業銘柄ではありません

②ネットネット株指数[時価総額/正味流動資産(NCAV)]が0.66以下か?

当企業の流動資産の内訳を見ると、売上債権が60%を占めています。

負債の内訳を見ると、有利子負債はありません。

流動資産から総負債を除いたNCAV(正味流動資産)は158.3億円です。

時価総額をNCAVで割ったネットネット株指数(P/NCAV)は0.56になり、現時点でネットネット株に該当します。

③過去10年間の売上高・EPS・NCAVが下降トレンドをたどっていないか?

売上高は、200億円前後で横ばいが続いています。

EPS(1株当たり利益)は下降トレンドにはありません。

また、NCAVは緩やかに拡大しています。

④好況期のROEが7%以上あり、直近10年間でBPSが2倍近く成長しているか?

2016~18年には、ROEが7%を超えて推移していました。

しかし、過去10年間でBPSは1.33倍の拡大に留まっています。

⑤好況期にネットネット株指数1.0を回復しているか?

2017年から2018年にかけて、ネットネット指数が1.0を超えて推移していました。

⑥時価総額は100億円以下か?

時価総額は88.2億円です。

⑦流動比率が150%以上、かつ、有利子負債自己資本比率が50%未満であるか?

流動比率は493%であり、有利子負債がないため、現時点では財務的不安を感じません。

⑧株価は過去3年の底値圏にあるか?

2,000円台前半の底値圏からは脱しています。

その他の特記事項

買収防衛策は導入されていません

まとめ

①不動産業・金融業銘柄に該当しないか?OK
②ネットネット株指数[時価総額/正味流動資産(NCAV)]が0.66以下か?OK
③過去10年間の売上高・EPS・NCAVが下降トレンドをたどっていないか?OK
④好況期のROEが7%以上あり、直近10年間でBPSが2倍近く成長しているか?
⑤好況期にネットネット株指数1.0を回復しているか?OK
⑥時価総額は100億円以下か?OK
⑦流動比率が150%以上、かつ、有利子負債自己資本比率が50%未満か?OK
⑧株価は過去3年の底値圏にあるか?

収益性が低く、株価水準は低くありませんが、有利子負債がなく財務的に安定したネットネット株です。

ポートフォリオ内で大量に保有したい銘柄ではありませんが、一部の資金を置いておくのに適した銘柄だと思います。

今回もお読みくださり、どうもありがとうございました。

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