イワブチ(5983)の銘柄紹介 ― 割安な防災・4K/8Kテレビ関連銘柄

こんにちは、しーげる(@siegelist1)です。

ネットネット株候補の1つにイワブチ(4231)というJASDAQ銘柄があります。

イワブチは、5月17日に2021年3月期の決算を発表し、売上高は昨年比で増減がなく、営業益は+52.0%の増益でした。しかし、今期の営業利益は62.5%の減益見込みとなっています。

このイワブチは、ネットネット株投資家として、ホールドできる銘柄でしょうか?

下記の購入基準に該当するか、1つずつ確認してゆきます。

①不動産業・金融業銘柄に該当しないか?

イワブチは、電力架線用金具で首位を走る設備機器・部品メーカーで、情報通信関連にも展開しています。

そのため、不動産業や金融業銘柄ではありません

また、「防災」や「4K・8Kテレビ」、「台風対策」、「復興関連」のテーマ株として注目を集めることもある銘柄です。

②ネットネット株指数[時価総額/正味流動資産(NCAV)]が0.66以下か?

当企業の流動資産の内訳を見ると、現預金が57%を占めています。

負債の内訳を見ると、有利子負債は11%に留まっています。

流動資産から総負債を除いたNCAV(正味流動資産)は91.5億円です。

時価総額をNCAVで割ったネットネット株指数(P/NCAV)は0.70になり、現時点ではネットネット株に該当しません

③過去10年間の売上高・EPS・NCAVが下降トレンドをたどっていないか?

売上高は低迷しています。

一方、EPS(1株当たり利益)は伸びていません。が、1998年以降、最終赤字を一度も出していない点は立派です。

NCAVは上昇トレンドをたどっています。

④好況期のROEが7%以上あり、直近10年間でBPSが2倍近く成長しているか?

2006年を最後にROEは7%以下で推移しています。

過去10年間でBPSは1.25倍の拡大幅に留まっています。

⑤好況期にネットネット株指数1.0を回復しているか?

2020年の初めには、ネットネット株指数が1.0以上に達していました。

⑥時価総額は100億円以下か?

時価総額は64.1億円です。

⑦流動比率が150%以上、かつ、有利子負債自己資本比率が50%未満であるか?

流動比率500.1%有利子負債自己資本比率は2%で問題のない水準です。

⑧株価は過去3年の底値圏にあるか?

現在の5,000円台の水準は底値圏と言うことができそうです。

出典:SBI証券

その他の特記事項

買収防衛策は導入されていません。

また、自社取引先持株会や自社従業員持株会が保有株式数を増やしている点は好印象です。

まとめ

①不動産業・金融業銘柄に該当しないか?OK
②ネットネット株指数[時価総額/正味流動資産(NCAV)]が0.66以下か?
③過去10年間の売上高・EPS・NCAVが下降トレンドをたどっていないか?OK
④好況期のROEが7%以上あり、直近10年間でBPSが2倍近く成長しているか?
⑤好況期にネットネット株指数1.0を回復しているか?OK
⑥時価総額は100億円以下か?OK
⑦流動比率が150%以上、かつ、有利子負債自己資本比率が50%未満か?OK
⑧株価は過去3年の底値圏にあるか?OK

現在の株価ではネットネット株に該当せず、収益性に課題がありますが、テーマ株であることから、大きく上昇する局面もありそうです。今年度の業績見通しが芳しくないため、短期的には売られるかもしれませんが、引き続きホールドしておきたい銘柄です。

今回もお読みくださり、どうもありがとうございました。

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