ニチダイ(6467)の銘柄紹介 ― 割安な精密鍛造金型メーカー

こんにちは、しーげる(@siegelist1)です。

ネットネット株の1つにニチダイ(6467)というJASDAQ企業があります。

ニチダイは、4月30日に2021年3月期の決算を発表し、売上高は26.7%の減収、経常益は1.7億円の赤字でした。

このニチダイは、ネットネット株投資家として、投資対象になる銘柄でしょうか?

下記の購入基準に該当するか、1つずつ確認してゆきます。

①不動産業・金融業銘柄に該当しないか?

ニチダイは常温成形金型で首位を走る精密鍛造金型メーカーです。

したがって、不動産業や金融業銘柄ではありません

②ネットネット株指数[時価総額/正味流動資産(NCAV)]が0.66以下か?

当企業の流動資産の内訳を見ると、現預金が41%を占めています。

負債の内訳を見ると、有利子負債は40%に達しています。

流動資産から総負債を除いたNCAV(正味流動資産)は50億円です。

時価総額をNCAVで割ったネットネット株指数(P/NCAV)は0.86になり、現時点では、ネットネット株に該当しません。

③過去10年間の売上高・EPS・NCAVが下降トレンドをたどっていないか?

売上高は、緩やかな増加傾向をたどっているように見えます。

一方、EPS(1株当たり利益)は、伸び悩んでいます。

NCAVは上昇傾向にあります。

④好況期のROEが7%以上あり、直近10年間でBPSが2倍近く成長しているか?

1998年以降、好況期にはROEが7%を超えています。

BPSは上昇トレンドをたどっており、過去10年で1.67倍上昇しています。

⑤好況期にネットネット株指数1.0を回復しているか?

2020年のコロナショック前まで、ネットネット株指数は1.0以上で推移していました。

⑥時価総額は100億円以下か?

時価総額は43.0億円です。

⑦流動比率が150%以上、かつ、有利子負債自己資本比率が50%未満であるか?

流動比率は297.2%有利子負債自己資本比率は12.4%で、大きな問題はありません。

⑧株価は過去3年の底値圏にあるか?

400円台の現在の水準は底値圏と言うことができそうです。

出典:SBI証券

その他の特記事項

買収防衛策は導入されていません

まとめ

①不動産業・金融業銘柄に該当しないか?OK
②ネットネット株指数[時価総額/正味流動資産(NCAV)]が0.66以下か?
③過去10年間の売上高・EPS・NCAVが下降トレンドをたどっていないか?OK
④好況期のROEが7%以上あり、直近10年間でBPSが2倍近く成長しているか?OK
⑤好況期にネットネット株指数1.0を回復しているか?OK
⑥時価総額は100億円以下か?OK
⑦流動比率が150%以上、かつ、有利子負債自己資本比率が50%未満か?OK
⑧株価は過去3年の底値圏にあるか?OK

ネットネット株指数の条件に合致しませんが、他の条件は全て満たしています。今後、ネットネット株指数が0.66を下回るようなことがあれば、積極的に入手したい銘柄です。

今回もお読みくださり、どうもありがとうございました。

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