寺岡製作所(4987)の銘柄紹介 ― 粘着テープ専業の割安株

こんにちは、しーげる(@siegelist1)です。

ネットネット株候補の1つに寺岡製作所(4987)という東証2部上場企業があります。

この寺岡製作所は、ネットネット株投資家として、投資対象になる銘柄でしょうか?

下記の購入基準に該当するか、1つずつ確認してゆきます。

①不動産業・金融業銘柄に該当しないか?

当企業は、粘着テープ専業大手メーカーです。

したがって、不動産・金融銘柄には該当しません。

②ネットネット株指数[時価総額/正味流動資産(NCAV)]が0.66以下か?

当企業の流動資産の内訳を見ると、現金預金が37%を占めており、安定的です。

負債の内訳を見ると、電子記録債務を中心としたその他流動負債が62%を占めています。

流動資産から総負債を除いたNCAV(正味流動資産)は126.6億円です。

時価総額をNCAVで割ったネットネット株指数(P/NCAV)は0.85になり、現在のところ、ネットネット株には該当しません

③過去10年間の売上高・EPS・NCAVが下降トレンドをたどっていないか?

売上高は、概ね横ばいです。

EPS(1株当たり利益)は、緩やかな下降トレンドをたどっているように見えます。

NCAVは、概ね横ばい状態です。

④好況期のROEが7%以上あり、直近10年間でBPSが2倍近く成長しているか?

1997年以降のROE推移を見ると、7%を超えている年はありません

BPSの成長は見られません

⑤好況期にネットネット株指数1.0を回復しているか?

2020年コロナショック前まで、ネットネット株指数は1.0以上で推移していました。

⑥時価総額は100億円以下か?

時価総額は107.8億円です。

⑦流動比率が150%以上、かつ、有利子負債自己資本比率が50%未満であるか?

流動比率は340.6%リース債務を除く有利子負債はないので、全く問題ありません。

⑧株価は過去3年の底値圏にあるか?

過去5年間の週足チャートによれば、現在の株価は過去3年の安値圏にあります。

その他の特記事項

大株主名簿を確認すると、筆頭株主が伊藤忠商事で25%の株式を保有しています。

買収防衛策は導入されていません。

まとめ

①不動産業・金融業銘柄に該当しないか?OK
②ネットネット株指数[時価総額/正味流動資産(NCAV)]が0.66以下か?
③過去10年間の売上高・EPS・NCAVが下降トレンドをたどっていないか?OK
④好況期のROEが7%以上あり、直近10年間でBPSが2倍近く成長しているか?
⑤好況期にネットネット株指数1.0を回復しているか?OK
⑥時価総額は100億円以下か?
⑦流動比率が150%以上、かつ、有利子負債自己資本比率が50%未満か?OK
⑧株価は過去3年の底値圏にあるか?OK

②ネットネット株指数と④好況期のROE基準と直近10年間のBPS成長基準、⑥時価総額基準を満たしませんでした。台風接近時などに上昇する傾向のある株価で注目されることがありますが、現時点でポートフォリオに加えたい銘柄ではありませんでした。

今回もお読みくださり、どうもありがとうございました。

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