東邦レマック(7422)の銘柄紹介 ― シューズ卸売のネットネット株は買いか?

こんにちは、しーげる(@siegelist1)です。

ネットネット株リストの常連に東邦レマック(7422)というJASDAQ銘柄があります。

東邦レマックは、量販店向けの靴の卸売企業です。

この東邦レマックはネットネット株投資家として保有し得る銘柄なのでしょうか?

①割安性・②成長性・③財務トレンド・④下方リスク・⑤テクニカル指標という5つの観点から、分析してみます。

東邦レマックの割安性:

流動資産の内訳を見ると、棚卸資産が43%を占めています。

負債の内訳を見ると、有利子負債が53%に達しています。

流動資産から総負債を除いたNCAV(正味流動資産)は25.1億円です。

時価総額をNCAVで割ったネットネット株指数(P/NCAV)は0.56になり、割安なネットネット株です。

東邦レマックの成長性:

売上高は、縮小傾向にあります。

2000年以降、営業キャッシュフローがマイナスの年も散見され、本業での儲けを出しにくくなっているようです。

投資キャッシュフローに対する営業キャッシュフローの比率は、2015年以降、目安となる100%を下回っており、設備投資に見合った価値創造を発揮できていません。

財務キャッシュフローによると、ここ数年はマイナスで推移しており、経営上必要なキャッシュを稼ぐことはできています。

ROICはマイナスで推移しており、企業価値を毀損している可能性があります。

東邦レマックの財務トレンド:

BPS(一株当たり純資産)は、縮小傾向にあります。

NCAV(正味流動資産)も拡大していません

下のグラフは、2016年以降のネットネット株指数の推移を示します。NCAVは伸び悩んでいるものの、株価下落が著しいため、ネットネット株指数は低下しています。

東邦レマックの下方リスク:

有利子負債自己資本比率は20.5%で、流動比率は331.0%で大きな問題はありません。

東邦レマックのテクニカル指標:

5年週足チャートを見ると、30日移動平均線が上昇に転じつつありますので、大きな反発があってもおかしくはありません。

まとめ:

銘柄評価
割安性
(4.0)
成長性
(2.0)
財務トレンド
(2.0)
下方リスク
(4.0)
テクニカル
(3.0)
総合評価
(2.0)

ネットネット株指数(P/NCAV)が0.56であり、割安なネットネット株です。

ところが、本業での儲けはあまり出ておらず、企業価値の向上を期待することは難しそうであり、BPS・NCAVも伸び悩んでいます。

下方リスクは乏しく、テクニカル的にはポジティブなので、ポートフォリオの一部に組み入れることはできるかもしれませんが、主力銘柄にはならない銘柄です。

今回もお読みくださり、どうもありがとうございました。

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