ニチダイ(6467)の銘柄紹介 ― 割安になりつつある金型メーカー

こんにちは、しーげる(@siegelist1)です。

ネットネット株候補として監視している銘柄にニチダイ(6467)というJASDAQ銘柄があります。

ニチダイは、独立系金型メーカーですから、マイルールで投資を避けている不動産・金融業銘柄には該当しません。

このニチダイ(6467)はネットネット株投資家として保有できる銘柄なのでしょうか?

①割安性・②収益性・③財務トレンド・④下方リスク・⑤テクニカル指標という5つの観点から、分析してみます。

ニチダイの割安性:

流動資産の内訳を見ると、現預金割合が46%に達しています。

負債の内訳は、有利子負債が51%に達しています。

流動資産から総負債を除いたNCAV(正味流動資産)は48.1億円です。

時価総額をNCAVで割ったネットネット株指数(P/NCAV)は0.87になり、現在のところ、ネットネット株に該当していません。

ニチダイの収益性:

売上高は増加傾向にあるものの、昨年度は大幅な減収であり、今期も104億円程度に落ち込む予想です。

※単位:百万円

当期純利益については、1997年以降、2010年以外は黒字を維持していますが、2021年度は3億円の赤字を計上する予想です。

※単位:百万円

1997年以降の平均ROEは7.1と、ネットネット株界隈では高めの水準です。

シクリカルな銘柄であるため、収益性の変動幅は大きくなりますが、高めの収益性を期待できる銘柄です。

ニチダイの財務トレンド:

BPS(一株当たり純資産)は拡大傾向です。

また、NCAV(正味流動資産)も増加傾向です。

下のグラフは、2016年8月以降のネットネット株指数の推移を示しています。

2018年以降、株価の下落に伴い割安になっているとはいえ、ネットネット株圏には達していません。

ニチダイの下方リスク:

有利子負債自己資本比率が40%を超えていますが、問題ない水準です。

ニチダイのテクニカル指標:

5年週足チャートを見ると、2018年に暴騰した後は、株価の低迷が続いています。特に目立った買いサインはありません。

まとめ:

銘柄評価
割安性
(2.0)
収益力
(4.0)
財務トレンド
(5.0)
下方リスク
(3.0)
テクニカル
(3.0)
総合評価
(2.0)

ネットネット株指数(P/NCAV)が0.87であり、現時点では特別に割安であるというわけではありませんし、テクニカル的にも魅力はありません。

しかし、平均ROEは7.1と収益性は高めであり、NCAVは拡大しているのに対し、株価は低迷しているため、割安性は増しています。

有利子負債自己資本比率にも大きな問題はなく、下方リスクは乏しく感じられます。

こうした要素を考慮すると、ネットネット株指数が0.66を下回る水準(360円台)では買い出動したい銘柄です。

今回もお読みくださり、どうもありがとうございました。

2 COMMENTS

my20001

どうもこんばんは。

>2018年に暴騰した

株価不正操作、著名投資家ら2人逮捕…取引終了直前に安値で大量の売り注文
ttps://news.yahoo.co.jp/articles/9f43f58199e9331254a08ae0f14e53fad3826aef

非常にタイムリーというか…。

ネットネット株の出口戦略として、TOB・MBOが理想だと思っていますが、そうそう起こることがありません。
それまではじっくり配当もらいながら待つというのが普通だと思いますので、「著名投資家」さんの煽りなんかはやめてほしいですね…。

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Siegel

本当におっしゃるとおりです。こういう銘柄は年単位で上がりにくくなってしまいますしね・・・。

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