丸八ホールディングス(3504)の銘柄紹介 ― キャッシュリッチなネットネット株

こんにちは、しーげる(@siegelist1)です。

ネットネット株の1つに丸八ホールディングス(3504)という名証2部銘柄があります。

丸八ホールディングスは、寝具の製造販売大手企業ですから、マイルールで投資を避けている不動産・金融業銘柄には該当しません。

2020年後半から株価が値上がりしていますが、現時点で、丸八ホールディングスはネットネット株投資家として引き続きホールドできる銘柄なのでしょうか?

①割安性・②収益性・③財務トレンド・④下方リスク・⑤テクニカル指標という5つの観点から、分析してみます。

丸八ホールディングスの割安性:

流動資産の内訳を見ると、現預金の割合が77%という驚異的な水準です。

負債の内訳は、有利子負債が61%に達しています。

流動資産から総負債を除いたNCAV(正味流動資産)は229.7億円です。

時価総額をNCAVで割ったネットネット株指数(P/NCAV)は0.59になり、一時期と比べ割安度は失われているとはいえ、引き続きネットネット株に該当する割安銘柄です。

丸八ホールディングスの収益性:

2016年の上場以来、売上高は減少傾向にあります。

当期純利益については、上場以降、最終赤字を計上した年度はありませんが、減少傾向にあります。2021年3月期は、増益予想が出ています。

過去6年間の平均ROEは2.43と低水準です。

最終黒字をキープしている点は評価できますが、収益性は低めの銘柄です。

丸八ホールディングスの財務トレンド:

丸八ホールディングスの財務トレンドはどのようなものでしょうか?

まず、BPS(一株当たり純資産)は、ほとんど拡大していません

また、NCAV(正味流動資産)も拡大していません。

下のグラフは、2016年以降のネットネット株指数の推移を示したものです。

常にネットネット株指数が0.66を下回る万年ネットネット株です。

丸八ホールディングスの下方リスク:

有利子負債自己資本比率は18%程度に留まっており、財務面での下方リスクは限定的です。

丸八ホールディングスのテクニカル指標:

過去5年の週足チャートを見ると、30週移動平均線の上で推移しており、上昇トレンドをたどっています。ただ、800円前後の価格帯は、長期にわたって売買されているため、この価格帯を突破するには大きな材料が必要になるかもしれません。

出典:SBI証券

まとめ:

銘柄評価
割安性
(4.0)
収益力
(3.0)
財務トレンド
(3.0)
下方リスク
(4.0)
テクニカル
(2.0)
総合評価
(3.0)

ネットネット株指数(P/NCAV)が0.59という割安なネットネット株です。

上場以来、黒字をキープしていますが、収益性は低めで、NCAVは横ばい状態で推移しています。

とはいえ、財務面で大きな問題はなく、下方リスクは乏しく感じられます。

テクニカル的には、今からインするには抵抗を覚えるかもしれませんが、既に保有している場合には、十分にホールド対象になる銘柄です。

今回もお読みくださり、どうもありがとうございました。

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