川岸工業 (5921)の銘柄紹介 ― 好財務の万年ネットネット株

こんにちは、しーげる(@siegelist1)です。

ネットネット株の1つに、川岸工業 (5921)という東証2部上場銘柄があります。

川岸工業は、鉄骨専業の建設会社であるため、個人的に投資を控える不動産・金融業銘柄ではありません。

現在の川岸工業は、ネットネット株投資家として、購入可能な銘柄なのでしょうか?

①割安性・②収益性・③財務トレンド・④下方リスク・⑤テクニカル指標という5本のモノサシを使って、分析してみます。

川岸工業の割安性:

流動資産の内訳を見ると、売上債権が72%を占めています。

一方、負債では、有利子負債がありません。

流動資産から総負債を除いたNCAV(正味流動資産)は158億円です。

時価総額をNCAVで割ったネットネット株指数(P/NCAV)は0.54になり割安なネットネット株です。

川岸工業の収益性:

売上高は120億~260億円で大きく変動しています。

当期純利益については、2004・2011~13年に最終赤字を計上しましたが、2014年以降は黒字をキープしています。

1997年以降の平均ROEは1.71と低水準であり、収益性が低い企業です。

川岸工業の財務トレンド:

BPS(一株当たり純資産)は、長期的にはわずかに上昇している程度です。

NCAVは拡大傾向にあります。

下図は2016年以降のネットネット株指数の推移を示したものです。

2017年から2018年にかけてネットネット株指数1.0以上で推移していましたが、2019年2月以降、ネットネット株指数が0.50を下回る超割安水準で推移しています。

川岸工業の下方リスク:

有利子負債はなく、財務的には問題のない銘柄です。

川岸工業のテクニカル指標:

月足チャートを見ると、2021年2月は出来高を伴って上昇しています。

出典:https://jp.tradingview.com/

週足チャートを見ても、赤い抵抗線を突破し、ブレイクアウトしています。

出典:https://jp.tradingview.com/

日足チャートも強い動きを見せています。

出典:https://jp.tradingview.com/

まとめ:

銘柄評価
割安性
(4.0)
収益力
(2.0)
財務トレンド
(2.0)
下方リスク
(4.0)
テクニカル
(4.0)
総合評価
(3.0)

ネットネット株指数は0.54であり割安なネットネット株です。

有利子負債はなく、テクニカル的には株価上昇に期待を持てます。

しかし、平均ROEは1.7と収益性は低めで、BPSはあまり拡大していません。

ポートフォリオの一部に保有しておいても損はしない銘柄だと思いますが、主力銘柄にするのは難しそうです。

今回もお読みくださり、どうもありがとうございました。

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