ネットネット株投資の出口戦略

こんにちは、しーげる(@siegelist1)です。

投資は「買いよりも売りの方が難しい」と言われ、ネットネット株投資も例外ではありません。

保有するネットネット株は、いつ売却したら良いのでしょうか?

この記事では、ネットネット株を売却するルールとして、私自身が採用している3つの出口戦略をご紹介します。

出口戦略①ネットネット株指数が1.0になる

現在の購入ルールは、ネットネット株指数[時価総額/(流動資産-負債)]が0.66以下であることです。

このネットネット株指数が1.00になる株価に指値を置いておき、一括売却するようにしています。

したがって、バランスシート上の大きな変化がなければ、指数0.66で購入した銘柄であれば30%以上、指数0.50で購入した銘柄であれば50%程度の値上がり益を見込めます。

保有期間中に流動資産が著しく減少したり、負債が増加したりした場合には、ネットネット株指数が1.0になっても損失となることがあり得ます。しかし、有利子負債自己資本比率や流動比率が健全な銘柄であり、赤字を出し続ける銘柄でなければ、損失を出す可能性は極めて少なくなります。

出口戦略②ネットネット株指数がより低い銘柄が現れる

時折、収益性の比較的高めな銘柄が、市場全体の暴落などにより、ネットネット株指数0.66レベルにタッチすることがあります。

私の株式ポートフォリオはフルインベスト状態にあるため、ネットネット株指数が低下している割安株を新規購入するために,ネットネット株指数の高めの銘柄を売却することがあります。

出口戦略③株価が購入時の2倍になる

ネットネット株指数が0.5未満で購入する銘柄が、株価が購入時の2倍になっても、ネットネット株指数が1.0レベルに到達せず保有を継続していることがあります。

そのような場合、ネットネット株ポートフォリオ内の割合が増え、資産変動が大きく感じられることがあります。

そこで、購入時の2倍になった株価水準で一部売却して恩株化し,残りの株式が指数1.0になるのを待つことがあります。

まとめ

上記3種類の出口戦略のうち①と③が大きな利益を生み出すことになります。

この①と③のケースはどれほどの確率で起きることを期待できるでしょうか。

私自身は、仮に10銘柄で株式ポートフォリオを組んでいた場合、年間で1~2銘柄で、出口戦略①と③による利益確定を期待しています。

そのような銘柄が1~2銘柄あるだけで、配当益や他銘柄の株価低迷を加味しても、10%以上の運用利回りを十分に期待することができます。

もっとも、指数が1.0を超えた後も上昇を続ける銘柄は多く、1.0水準で利益確定してしまうことは利益幅拡大の芽を詰んでいることにもなるため、12ヶ月や24ヶ月で銘柄を機械的に入れ替える戦略なども今後検討してゆきたいと思っています。

今回もお読みくださり、どうもありがとうございました。

2 COMMENTS

my20001

どうもこんばんは。

>投資は「買いよりも売りの方が難しい」と言われ、ネットネット株投資も例外ではありません。

同感です。

>このネットネット株指数が1.00になる株価に指値を置いておき、一括売却するようにしています。

スタンダードだと思います。
言及されている通り、結果として、マイナス決済となる恐れはあると思いますが、そもそも指標をもとに買っているので、売るときも冷徹に?指標をもとにしたいと思っています。

>私の株式ポートフォリオはフルインベスト状態にあるため、ネットネット株指数が低下している割安株を新規購入するために,ネットネット株指数の高めの銘柄を売却することがあります。

投資枠に上限がある場合・投資余力が少ない場合には、妥当な判断だと思います。

>そこで、購入時の2倍になった株価水準で一部売却して恩株化し,残りの株式が指数1.0になるのを待つことがあります。

前回もコメントさせていただきましたが、恩株という概念にはイマイチ馴染むことができません。
株式の本来価値と、自分の買値には何の関係もありません。

やはり、出口戦略①が一番納得がいきます。

私は(買うときの指標ですが、)「相場全体が下がったとき」はある程度まとめて買うようにしています。
例えば、昨年3月中~下旬などがあてはまり、具体的には、バフェット指数・TOPIX PBR・VIX指数を過去と比べてタイミングを計り、インデックス投信・(ネットネット株を中心に)個別銘柄ともに買いまくりました。

これを拡張すると、売り時についても、バリュー株でもグロース株でも相場全体の浮き沈みに引っ張られると思いますので、「高くなったら(ある程度)売る」というのが(当たり前ですが)いいのかなと、今は、考えています。
この考えでいくと、(米国株を中心とする)海外株式は「そろそろ売り」、日本株式は「もう買える状況ではない」といった判断をしています。

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Siegel

コメントをありがとうございます。

my20001さんは、「相場全体が下がったとき」にまとめて購入するようになさっているのですね。コロナショックの折りには、3月中旬~下旬という大底で購入しておられて、素晴らしいと思います。私は、あの時、2月下旬が大底だと思い、色々と失敗しました・・・。

(米国株を中心とする)海外株式は「そろそろ売り」、日本株式は「もう買える状況ではない」というご見解にも同感です。ネットネット株にも欲しい銘柄は無くなってきましたし。

とても勉強になるご意見をお寄せくださり、ありがとうございます。

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