タイガースポリマー(4231)の銘柄紹介 ― 株価上昇の兆しを見せる割安株

こんにちは、しーげる(@siegelist1)です。

ネットネット株候補の1つに、タイガースポリマー (4231)という東証1部上場銘柄があります。

タイガースポリマーは、自動車部品、ゴムシート、樹脂ホース製造を手掛ける企業で、家電用ホースはシェア6割を占めています。個人的に投資を控える不動産・金融業銘柄ではありません。

2/10(水)に第3四半期決算を発表し、売上高は昨年同期比▼10.7%、最終益は▼69.4%の減収減益になりました。しかし、同時に上方修正を発表し、従来予想から売上高が2.6%増、最終益が5.0倍になる見込みになりました。

現在のタイガースポリマーは、ネットネット株投資家として、ホールドし得る銘柄なのでしょうか?

①割安性・②収益性・③財務トレンド・④下方リスク・⑤テクニカル指標という5本のモノサシを使って、分析してみます。

タイガースポリマーの割安性:

流動資産の内訳を見ると、現預金が43%を占めています。

一方、負債では、有利子負債が25%を占めます。

流動資産から総負債を除いたNCAV(正味流動資産)は121.1億円です。

時価総額をNCAVで割ったネットネット株指数(P/NCAV)は0.73になり、現時点ではネットネット株に該当していません。

タイガースポリマーの収益性:

まず、売上高は上昇傾向にありますが、直近2年間は減収になる見込みです。

※単位:百万円

当期純利益については、1997年以降で最終損失を計上した年は2009年だけであり、優秀です。

※単位:百万円

1997年以降の平均ROEは4.94で、ネットネット株にしては収益性の高い企業です。

タイガースポリマーの財務トレンド:

タイガースポリマーの財務トレンドはどのようなものでしょうか?

まず、BPS(一株当たり純資産)は緩やかな上昇トレンドになっています。

NCAVも上昇トレンドをたどっています。

下図は2016年以降のネットネット株指数の推移を示したものです。2020年のコロナショック後にネットネット株圏内に入る期間がありましたが、現在は割安度がやや失われた水準で推移しています。

タイガースポリマーの下方リスク:

有利子負債自己資本比率は20%以下に抑制されており健全です。

タイガースポリマーのテクニカル指標:

現在の株価は、2018年1月を起点とするレジスタンスライン(赤いライン)に差し掛かっています。このラインを出来高を伴って突破すれば、さらなる上昇を見込めそうです。

出典:https://jp.tradingview.com/

まとめ:

銘柄評価
割安性
(2.0)
収益力
(4.0)
財務トレンド
(4.0)
下方リスク
(4.0)
テクニカル指標
(3.0)
総合評価
(3.0)

ネットネット株指数は0.73であり、今のところ、ネットネット株には該当しません。

とはいえ、1997年以降の平均ROEは4.94と収益性はまずまずです。また、BPS・NCAV双方とも上昇傾向にあります。財務的にも健全であり、テクニカル指標的にもブレイクアウトを試す展開に見えます。

したがって、上記要素を考慮すると、ホールドしておきたい銘柄の一つです。

今回もお読みくださり、どうもありがとうございました。

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