スリーエフ(7544)の銘柄紹介 ― 割安なコンビニ銘柄は投資対象になるか?

こんにちは、しーげる(@siegelist1)です。

ネットネット株の1つにスリーエフ(7544)という東証2部上場銘柄があります。

スリーエフは、ローソンと提携するコンビニエンスストアを営む企業であり、個人的に投資を控える不動産・金融業銘柄ではありません。

スリーエフは、ネットネット株投資家として、保有し得る銘柄なのでしょうか?

①割安性・②収益性・③財務トレンド・④下方リスク・⑤テクニカル指標という5本のモノサシを使って、分析してみます。

スリーエフの割安性:

流動資産の内訳を見ると、現預金が93%を占めており、非常に安定的です。

一方、負債では、有利子負債がありません。

流動資産から総負債を除いたNCAV(正味流動資産)は35.1億円です。総負債の額も少なめです。

※単位:百万円

時価総額をNCAVで割ったネットネット株指数(P/NCAV)は0.63になり、割安なネットネット株に該当します。

スリーエフの収益性:

まず、売上高は、見事な右肩下がりになっています。

※単位:百万円

当期純利益については、過去13年間に7回の最終赤字を計上しています。

※単位:百万円

過去10年間の平均ROEは-17.9で、全く収益性のない企業です。

スリーエフの財務トレンド:

スリーエフの財務トレンドはどのようなものでしょうか?

まず、BPS(一株当たり純資産)は、2008年以降、大きく毀損しています。

単位:円

NCAVは2018年以降、流動資産が負債を上回り、正転しています。

下図は2016年以降のネットネット株指数の推移を示したものです。

2021年以降、ネットネット株化しており、2016年夏以降で最も割安な水準です。

スリーエフの下方リスク:

有利子負債はなく流動比率は710.9%であり、財務的な不安はありません。

スリーエフのテクニカル指標:

株価は過去10年の最安値水準に近接しており、テクニカル指標的にも過熱感はありません。

まとめ:

銘柄評価
割安性
(4.0)
収益力
(1.0)
財務トレンド
(1.0)
下方リスク
(4.0)
テクニカル指標
(3.0)
総合評価
(1.0)

ネットネット株指数は0.63でありネットネット株に該当します。

財務的にも安定しており、テクニカル指標的にも過熱感はありません。

しかし、ROEが極端に低くBPSは著しく毀損しています。

急騰する可能性はありますが、他にも健全なネットネット株は多くあるので、私個人としては購入対象にならない銘柄です。

今回もお読みくださり、どうもありがとうございました。

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