ミューチュアル(2773)の銘柄紹介 ― 割安度が深まる産業用機械メーカー

こんにちは、しーげる(@siegelist1)です。

ネットネット株候補の1つにミューチュアル (2773)というJASDAQ上場銘柄があります。

ミューチュアルは、医薬品業界・化粧品業界・製菓等の食品業界向けに自動包装機械などの製作・輸入出販売、並びに工業用ダイヤモンド販売や包装資材販売などの事業を行う企業ですから、個人的に投資を控える不動産・金融業銘柄ではありません。

先日、ツイッターを通して海外の投資家から、この銘柄が魅力的であることを教えていただきました。

はたして、現在のミューチュアルは、ネットネット株投資家として、購入可能な銘柄なのでしょうか?

①割安性・②収益性・③財務トレンド・④下方リスク・⑤テクニカル指標という5本のモノサシを使って、分析してみます。

ミューチュアルの割安性:

流動資産の内訳を見ると、現預金が57%を占めており、非常に安定的です。

一方、負債では、有利子負債がまったくありません。

流動資産から総負債を除いたNCAV(正味流動資産)は538億円です。

※単位:百万円

時価総額をNCAVで割ったネットネット株指数(P/NCAV)は0.95になり、現時点ではネットネット株に該当しません。

※単位:百万円

ミューチュアルの収益性:

まず、売上高は、100億円を挟んで推移しています。

当期純利益については、2007年以降、黒字を継続しています。

過去10年間の平均ROEは5.39で、まずまずの収益性です。

ミューチュアルの財務トレンド:

ミューチュアルの財務トレンドはどのようなものでしょうか?

まず、BPS(一株当たり純資産)は、リーマンショック以降、大きく積み上がっています

単位:円

NCAVは2014年以降上昇しています。

単位:百万円

下図は2016年以降のネットネット株指数の推移を示したものです。

2016年夏以降、割安度を深めており、ネットネット株指数1.0ライン(グレーの線)を超えてきています

ミューチュアルの下方リスク:

有利子負債はなく、流動比率は223.2%で、財務的には健全な銘柄です。

ミューチュアルのテクニカル指標:

2015年以降、不自然な横ばい状態が続いていますが、テクニカル指標的には割高ではありません。

出典:SBI証券

まとめ:

銘柄評価
割安性
(1.0)
収益力
(4.0)
財務トレンド
(4.0)
下方リスク
(4.0)
テクニカル指標
(3.0)
総合評価
(2.0)

ネットネット株指数は0.95であり、今のところ、ネットネット株には該当しません。

しかし、収益性は高く、バリュートラップに陥っている兆候はなく、テクニカル指標的にも割高ではありません。

市場の暴落時など、ネットネット株指数が0.66を下回る水準では、積極的に買いを入れたい銘柄です。

今回もお読みくださり、どうもありがとうございました。

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