現在、私は20銘柄ほどのネットネット株をポートフォリオに組み入れています。
新たな株式の購入を検討する際には、次のチェックリストに従うようにしています。
- 不動産業・金融業銘柄に該当しないか。
- ネットネット株指数〔時価総額/正味流動資産(NCAV)〕が0.5以下であるか。
- NCAVが前年比で25%以上縮小しておらず、かつ、過去10年間のNCAVが下降トレンドをたどっていないか。
- 時価総額が100億円以下であるか。
- 流動比率が150%以上であるか。
- 有利子負債自己資本比率が20%未満であるか。
基本的には、この6項目の問いのすべてに対して、Yesと答えられる場合のみ、購入対象にしています。
しかし、これらの要件に1つか2つの点に該当しない場合でも、以下の強力なカタリストを持つ銘柄は購入に踏み切ることがあります。
- 取締役による保有割合が発行済株式の10%以上を占める場合
- 筆頭株主が上場企業である場合
- 配当利回りが5%以上である場合
これらの条件に合致したネットネット株を購入し、20銘柄程度の株式ポートフォリオを組んでいます。
ある程度の明確な購入基準を設けることにより、裁量判断を排除しつつ損失を回避し、年利10%程度の運用を目指していきます。
ネットネット株の投資法については、こちらの本が参考になりますので、よろしければご覧ください。