北弘電社(1734)の銘柄分析 ― 三菱電機傘下の割安な持分法適用会社

こんにちは、シーゲル(@siegelist1)です。

ネットネット株ランキングの上位に、北弘電社(1734)という札証銘柄があります。

北弘電社は、昨日(2020/10/27)、2021年3月期の中間決算を発表しました。

決算内容は、昨年同期比▼25.5%の減収、▼5,600万円の当期赤字という残念な内容でした。

ネットネット株投資家として、この北弘電社は、果たして「買い」と言える銘柄か、まとめました。

業種は?

北弘電社は、北海道を地盤とする、三菱電機グループに属する電気工事会社です。

屋内配線工事や電力関連工事のほか、FA住宅環境設備機器事業、産業設備機器事業、電化システム事業なども行っています。

戦後間もなく行われた電力再編成に伴って、弘電社の北海道支社を継承して設立されました。

このように設備事業を行う企業であるため、「不動産業・金融業銘柄でない」という購入基準には抵触しません。

時価総額は?

2014年以降、3,000円~4,000円の狭いレンジで推移しています。

青いラインに抵抗線が走っていそうです。

発行済株式数は65万株ですから、時価総額が25.6億円の超小型株です。

業績は?

2010年以降、2017年だけ最終赤字を計上しています。

配当は?

2013年以降、安定した配当実績があり、予想配当利回りは3.05%です。

ネットネット株指数は?

流動資産の内訳を見ると、売上債権が44%を占めています。

また、負債の内訳を見ると、リース債務を除く有利子負債はありません。

流動資産から総負債を差し引いたNCAV(正味流動資産)は47.8億円になります。

時価総額をNCAVで割ったネットネット株指数は0.54で、ネットネット株に該当します。

正味流動資産(NCAV)の変化率は?

過去10年間のNCAVの推移を振り返ると、美しい上昇トレンドをたどっています。

コロナが直撃した期間を含む、2020年9月時点での過去12ヶ月間の変化率は+2.4%になります。

負債は?

流動比率は351.6%で「流動比率が150%以上」という購入基準をクリアしています。

また、有利子負債はありませんので、「有利子負債自己資本比率が20%未満」という基準にも抵触していません。

役員の保有株式数は?

役員の保有株式数はわずか3,400株で、物足りない保有数です。

まとめ:

銘柄評価
業種
(3.0)
時価総額
(5.0)
業績
(4.0)
配当
(3.0)
ネットネット株指数
(4.0)
NCAV変化率
(5.0)
負債
(4.0)
役員の株式保有
(1.0)
総合評価
(4.0)

ネットネット株指数は0.54であり、非常に割安なネットネット株です。また、正味流動資産(NCAV)は増加傾向にあり、三菱電機による株式公開買付けなどの思惑も生じやすい銘柄です。

ネットネット株指数が0.5を下回るような水準では買いを入れたい銘柄です。

今回もお読みくださり、どうもありがとうございました。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください