富士精工(6142)の銘柄分析 ― 厳しい業績が続くが割安なネットネット株

こんにちは、シーゲル(@siegelist1)です。

昨日(2020年10月14日)、名証2部に上場する富士精工(6142)が2021年2月期の中間決算を発表しました。

25.0%の減収、1.4億円の当期損失という決算でした。

自動車関連企業ですから、まったく期待していませんでしたが、やはり厳しい決算内容でした。

ネットネット株投資家として、引き続き富士精工は保有すべき銘柄か、まとめました。

業種は?

富士精工は、超硬工具のほか自動車部品や金型、工作機械の製造販売を行う企業であるため、「不動産業・金融業銘柄でない」という購入基準には抵触しません。

時価総額は?

2018年には2,000円を超える局面もありましたが、その後下げトレンドになり、コロナショック最安値水準である1,300円前後で推移しています。

出典:SBI証券

発行済株式数は430.7万株ですから、時価総額は56.6億円です。

業績は?

2011年以降、最終損失の計上はありませんでしたが、2021年2月期は、1.9億円の最終損失を計上する見込みです。

配当は?

2021年2月期は減配になる可能性が高く、配当利回りは1.9%です。

ネットネット株指数は?

流動資産の内訳を見ると、現金が厚く51%を占めています。

一方、負債の内訳を見ると、有利子負債が18%を占めています。

流動資産から総負債を差し引いたNCAV(正味流動資産)は101.3億円になります。

時価総額をNCAVで割ったネットネット株指数は0.56で、ネットネット株に該当します。

正味流動資産(NCAV)の変化率は?

過去10年間のNCAVの推移を振り返ると、美しい上昇トレンドをたどっています。

コロナが直撃した2020年8月時点での過去12ヶ月間の変化率は+1.3%でした。

負債は?

流動比率は370.0%で「流動比率が150%以上」という購入基準をクリアしています。

また、有利子負債自己資本比率は4.96%で、「有利子負債自己資本比率が20%未満」という基準に抵触していません。

役員の保有株式数は?

役員の保有株式数は21.1万株で、発行済株式の4.9%です。過去3年間に微減しています。

まとめ:

銘柄評価
業種
(3.0)
時価総額
(4.0)
業績
(2.0)
配当
(3.0)
ネットネット株指数
(4.0)
NCAV変化率
(4.0)
負債
(3.0)
役員の株式保有
(3.0)
総合評価
(3.0)

2021年2月期は厳しい業績が予想されており、自動車関連企業であるためV字回復を見込むことはできません。

しかし、現金は厚く、正味流動資産は拡大傾向にあるため、割安度は高く底値も固いと考えています。

したがって、当面保有を続けるつもりです。

今回もお読みくださり、どうもありがとうございました。

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