南海プライウッド (7887)の銘柄分析 ― ミックス係数1.7のネットネット株

こんにちは、シーゲル(@siegelist1)です。

ネットネット株の常連に南海プライウッド(7887)という東証2部上場銘柄があります。

この南海プライウッドは、住宅資材メーカーで、和室天井材でトップシェアを誇る企業です。

ネットネット株投資家として、この南海プライウッドが「買い」と言える銘柄か、まとめました。

業種は?

住宅内装材総合メーカーであるため、「不動産業・金融業銘柄でない」という購入基準には抵触しません。

時価総額は?

コロナショック直前には6,800円に達しましたが、2020年4月には4,600円台に急落しました。

現在は5,100円前後で推移しています。

発行済株式数は101万株ですので、時価総額は51.8億円の小型株です。

業績は?

2016年3月期にはデリバティブ評価損の発生により最終赤字を計上していますが、他年度では最終黒字を計上しています。

予想PERは6.89実績PBRは0.25で、ミックス係数は1.72です。

ただし、フランス子会社のNP ROLPIN SAS社が、6月末に14.9億円の債務超過に陥っている点には留意が必要でしょう。

配当は?

安定した配当実績を持っています。

配当利回りは2.34%です。

ネットネット株指数は?

流動資産の内訳を見ると、棚卸資産が36%を占めています。

一方、負債の内訳を見ると、有利子負債が25%を占めています。

したがって、流動資産から総負債を差し引いたNCAV(正味流動資産)は、99.1億円となります。

時価総額をNCAVで割ったネットネット株指数は0.52で、ネットネット株に該当します。

ちなみに、コロナショックの最安値水準では、ネットネット株指数が0.47に低下したものの、株価そのものは比較的底固い動きを見せていたことは要注目です。

正味流動資産(NCAV)の変化率は?

過去10年間のNCAVの推移を振り返ると、上昇トレンドを描いています。

また、コロナが直撃した2020年6月時点での過去12ヶ月間の変化率は+7.1%になります。

負債は?

流動比率は419.8%で「流動比率が150%以上」という購入基準をクリアしています。

また、有利子負債自己資本比率は3.5%であるため、「有利子負債自己資本比率が20%未満」という基準には抵触していません。

役員の保有株式数は?

役員の保有株式数はわずか10,000株で、全株式の0.99%に留まります。

なお、今年1月に亡くなった元会長丸山修氏の保有していた株式49,000株の行方に要注目です。

仮に、取締役や会社が保有することになった場合は、経営陣が現在の株価水準を低いと考えている現れと言える可能性があります。

まとめ:

銘柄評価
業種
(3.0)
時価総額
(4.0)
業績
(4.0)
配当
(3.0)
ネットネット株指数
(4.0)
NCAV変化率
(5.0)
負債
(4.0)
役員の株式保有
(3.0)
総合評価
(4.0)

債務超過に陥っているフランス子会社の業績は大きな懸念点です。

しかし、長期間にわたってNCAVが拡大していることや、最終黒字を計上していること、コロナショックでは比較的底固い動きを見せたことなどは魅力的に映ります。

分散投資の1つに組み入れておきたい銘柄の一つです。

今回もお読みくださり、どうもありがとうございました。

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