丸藤シートパイル (8046)の銘柄分析 ― 震災ヘッジになる可能性も。

こんにちは、シーゲル(@siegelist1)です。

非常に大きな安全域を確保している銘柄の1つに丸藤シートパイル(8046)という東証2部銘柄があります。

丸藤シートパイルは、建設仮設材の販売、賃貸を手掛けている企業です。

丸藤シートパイルはネットネット株投資家として「買い」と言える銘柄か、まとめてみました。

業種は?

建設仮設材の販売賃貸を行う企業であるため、「不動産業・金融業銘柄でない」という購入基準には抵触していません。

また、2011年の東日本大震災で株価が上昇しており、地震などの災害時にヘッジになる可能性を持つ銘柄です。

震災のあった2011年3月には、震災前の150円(株式併合前の株価)程度の株価から、震災後に230円まで急騰しています。

時価総額は?

出典:SBI証券

2017年10月には3,700円に達していましたが、現在は2,000円前後で推移しています。

発行済株式数は400万株ですので、時価総額は80億円の小型株です。

業績は?

2011年3月期に最終赤字を計上しましたが、その後は上昇トレンドをたどっています。

配当は?

安定した配当支払い実績があります。

2021年3月期は、80円に減配となりますが、配当利回りは4.0%です。

ネットネット株指数は?

流動資産の内訳を見ると、現金が7%である一方、棚卸資産は55%に達しています。

また、負債の内訳を見ると、有利子負債は34%に達します。

棚卸資産の割合が多いことや、有利子負債が多い点が気がかりです。

流動資産から総負債を差し引いたNCAV(正味流動資産)は、169億円となります。

時価総額をNCAVで割ったネットネット株指数は0.47となり、割安なネットネット株です。

ちなみに、コロナショックの最安値水準では、ネットネット株指数が0.38にまで低下しました。信じがたい異常値です。

正味流動資産(NCAV)の変化率は?

過去10年間のNCAVの推移を振り返ると、上昇トレンドを描いています。

また、2020年6月の数値に基づく12ヶ月間の変化率は+3.8%拡大しています。

負債は?

流動比率は205.6%で「流動比率が150%以上」という購入基準をクリアしています。

また、有利子負債自己資本比率は16.1%で、「有利子負債自己資本比率が20%未満」という基準もクリアしています。

役員の保有株式数は?

役員の保有株式数は0.9万株で、全株式のわずか0.2%です。

過去3年間で役員による保有数は減少しています。

まとめ:

銘柄評価
業種
(4.0)
時価総額
(4.0)
業績
(4.0)
配当
(4.0)
ネットネット株指数
(5.0)
NCAV変化率
(4.0)
負債
(3.0)
役員の株式保有
(2.0)
総合評価
(4.5)

ネットネット株指数は0.47と極端に低くなっています。

棚卸資産が流動資産の5割以上を占めているため、株価が大きく割り引かれているのかもしれませんが、それでもこの数値は異常です。

2012年以降、最終赤字が計上されていないこと、最終利益とNCAVは上昇トレンドであることは、大きなプラス要素です。

震災時のヘッジ銘柄となる可能性もあることから、ポートフォリオに含めておいて損はない銘柄だと考えています。

今回もお読みくださり、どうもありがとうございました。

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